1994年

間をもてあましていた自分に対する友人の誘いがきっかけとなって始めた山行。漠然とした興味はあったのだが,学校登山程度のことしかやっていなかったので,何を用意すればいいのやら…と思ったままだった。

実は,学生のとき一度だけ友人達と両神山に登ったことがあり,大自然の瑞々しさを満喫した。この体験が忘れられずにいたことが,山への興味を持ち続けていた理由ではあった。

雲取山での1泊2日は,乾燥したワカメを水に浸したように,あのときの鮮明な記憶を復活させてくれた。誰でもできる気軽な趣味だけに,きっかけ一つが大事だと実感した。

栗駒山と尾瀬は単独で行ったが,登山靴もなく必要最低限の道具(例えば,磁石やヘッドランプなど)もなかった。趣味と言える状態でなかったが,それでも「趣味は山登り」などと言っていた。余程の無趣味人間だったということ。

 


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