尾瀬
不思議なもので,それまで尾瀬に行ったことがなかったのです。ところが,このときは無性に行きたくなったのでした。
@期間 8/25〜26(山中1泊2日)
A同行者 なし
Bアプローチ JR沼田駅より戸倉行きバス終点下車。戸倉から鳩待峠までタクシー。
Cルート 第1日:(前夜戸倉泊り)鳩待峠−オヤマ沢田代−至仏山−オヤマ沢田代−鳩待峠−山の鼻・山の鼻小屋(泊)

第2日:山の鼻−中田代三叉路−ヨッピ橋−竜宮十字路−山の鼻−鳩待峠

D天候 第1日:晴ときどき曇

第2日:晴

E所要時間 第1日:約5時間半(歩行+休憩時間)

第2日:約5時間

Fポイント ・鳩待峠から登山道は緩く登って行きます。やがて樹林帯を抜けると,斜面に湿原が広がり,尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が眺望できました。

・さらに登って行き,オヤマ沢田代を抜けると好展望の稜線に出ました。ここからは笠ヶ岳,武尊山も視界に入ってきました。

・稜線の滑りやすい露岩を越えて,山頂に立ちました。夏の入道雲がわき,吹き抜ける風が心地よく,ここからの尾瀬ヶ原は実に見事な景色でした。

・西斜面は露岩の点在する急斜面です。渇水の楢俣湖が目立ちました。

・山の鼻への下山道は閉鎖されていました。そこで来た道を引き返しました。鳩待峠近くまで下りてきたとき,木の根に足を引っかけてものの見事に一回転。

・鳩待峠行きのバスは,直前の週末で夏季ダイヤが終わっていて,山の鼻小屋は,夏の盛りを過ぎて閑散としていました。宿泊者は,中年女性3人と私だけでした。

・翌朝は快晴。尾瀬ヶ原を挟んで対峙する至仏山と燧ヶ岳が好対照をなしていました。尾瀬ヶ原にはミズギクが咲いていた以外は,これといった花はなく,晩夏の様相でした。

・ヨッピ橋は静かな木陰のスポット。しばし佇んで,只見川の澄んだ流れを眺めていました。

・鳩待峠へ引き返すために,再び戻ってきた山の鼻は,それでもずいぶんにぎわっていました。売店にはハイカーが群れており,尾瀬の自然は,これだけの人波に耐えられるのだろうかと素朴に思いました。

G総括 ・生まれて初めての尾瀬でした。大自然の中に身を置いて,少しずつ心が洗われていくのを実感しました。また何度でも来たい,そんな気持ちにさせてくれました。

・一人でも来てよかった。集団で来るとき,一人で来るとき,親しい人と来るとき,きっとそれぞれの過ごし方があるに違いない,きっと・・・

・かなわぬ夢かもしれないけれど,もう少し,時間をかけて滞在したいものです。できれば平日,1週間くらいかけて…

H気付事項 ・戸倉から鳩待峠まではタクシーで¥5000−程度でした。

・尾瀬のマイカーや公共交通機関に対する規制は,毎年強化されています。最新の情報を入手する必要があります。

 

尾瀬ヶ原より望む燧ヶ岳の麗姿

 


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