川苔山
新緑を求めて奥多摩の名山、川苔山に初めて行くことにしました。
@期間 2002/4/28(日帰り)
A同行者 なし
Bアプローチ 行き:JR奥多摩駅より川乗橋までバス

帰り:JR鳩ノ巣駅に下山

Cルート 川乗橋−百尋の滝−足毛岩の肩−川苔山頂−(鋸尾根)−大ダワ−大根山ノ神−鳩ノ巣駅

(最高点:川苔山頂・標高1364m、難易度:☆☆☆★★)

D天候
E所要時間 歩行:約5時間、休憩:約2時間
Fポイント ・数ヶ月前、このHPの掲示板で話題になっていた川苔山のアカヤシオはほぼ終わりという。それならどこへ行こうか・・・4ヶ月ぶりの山歩きを、再び川苔山へと駆り立てたのは、直前に届いたあるHPの新緑便りでした。

・川乗橋でバスを降りれば、新緑が目にまぶしい。ゆっくりと歩き始めました。沢音が少しずつ再生へと導いてくれました。

・細倉橋を過ぎると、本格的な登山道です。川苔谷の新緑がいっそう鮮やかです。沢を高巻くところではバランス悪く、4ヶ月近いブランクを感じました。

・百尋の滝は、繊細さを持った素晴らしい滝。30分以上休んでしまいました。

・ここからは複雑な地形の中を行きます。道が二手に分かれたところで、足毛岩へと向かいます。新緑のカラマツ林の中、これもまたいい感じでした。

・ダメだと思っていたアカヤシオ、辛うじて咲き残りが見られました。足毛岩の肩からは最後の急登。これがけっこう応えました。やっとの思いで山頂にたどり着きました。山頂からの展望は、春霞であまり遠くまで利きませんでしたが、三ツドッケを目立たせた長沢背稜は芽吹き前で褐色でした。

・鳩ノ巣駅へ向けて下山を開始しました。水場で喉を潤してから、鋸尾根を下ります。目の前には大ダワ越しに本仁田山が堂々とした姿で聳えていました。今日は疲れているのでパス。それにしても、この尾根道は急で滑りやすい。時々、足を取られながら大ダワに下り立ちました。

・植林帯に入ってなおも下り続けます。膝はもう限界近い・・・大根山ノ神を過ぎればようやく斜度が緩くなってきました。

・鳩ノ巣の集落に出ました。すっかりやられた膝で、舗装された坂をヒョコヒョコと下って行くと、青梅線の踏み切りを渡って、ゴール。

・電車が来るまで時間があったので、お目当ての「山鳩」という店に入りました。ハヤシライスがものすごく美味い!相席の地元の方から「学生さんですか?」と聞かれてしまいました。なんとなく、疲れが吹き飛んだ気がしました(^^)

G総括 ・何よりも、久々に山に登れたこと自体が喜びでした。脚力、持久力、心肺機能の低下は目を覆うほどでしたが、それにも増して歩けたことがよかったということです。

・奥多摩は、日原エリアに魅力が凝縮されている。だから、雲取山に登ればそれでいい・・・
決してそれだけではないことを、川苔山に登って実感しました。

・アカヤシオは期待していませんでした。しかし、幾つかの咲き残りを見れば、来た甲斐があったと思いました。(下の写真は鋸尾根で撮ったものです)

H気付事項 ・花は少なかったのですが、アセビが時期的にピーク(やや過ぎ加減)でした。白い小さな花を一斉に咲かせる姿は、普段の地味さとは対照的でした。写真はいいショットがなかったので、掲載しません。

・山頂から鳩ノ巣方面に少し下ると、水場があります。登山道から200mほど右に行ったところです。思ったよりも豊富に湧き出ています。

 

新緑の川苔谷を歩く

百尋の滝

kwanop3.jpg (27890 バイト)

百尋の滝

川苔山頂より三ツドッケ方面を望む

鋸尾根から大ダワ越しに本仁田山

花の写真館もご覧下さい

咲き残りのアカヤシオ

 


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