蔵王山
蔵王のシンボル「お釜」は,一度は目にしたいと思っていました。
@期間 7/29(日帰り)
A同行者 両親
Bアプローチ 行き:JR東北本線・白石駅よりバスで刈田岳山頂停留所へ

帰り:刈田岳山頂停留所より刈田駐車場を経て,バスでJR山形駅へ

Cルート 刈田岳山頂,お釜付近の散策
D天候
E所要時間 約2時間半(歩行+休憩時間)
Fポイント ・岩手での法事の帰りに,両親と一緒に行くことにしました。今回は完全なる観光です。仙台で迎えた朝,低い雲にどんよりと覆われていました。大丈夫かな〜・・・

・JRの普通列車に揺られて白石へ。路線バスに乗り換えて,山を目指します。雲は一向に取れず,エコーラインに入ればやがてガスの中を登るように。

・ふとした光の変化に気付きました。山頂は晴れているぞ,そんな確信が芽生えました。突然,雲が切れました。目の前に鮮やかな連峰のパノラマが展開されていました。振り返れば見事な雲海です。

・バスは高度を上げて行きます。なによりも目を奪われたのは,その山体でした。生粋とも表現できるほどの火山地形でした。外輪山と中央火口丘,外輪山の一部が開析したところには層の重なりが見てとれました。

・山頂バス停に着いて一休みしたあとに,いよいよ待望のお釜。深いエメラルドグリーンに染まる姿は,次の活動の時を待っているかのように沈黙していました。

・刈田岳の山頂に登れば,やや強い風の中,ヤマハハコが揺れていました。宮城県側には相変わらず雲海が広がっていました。

・遠くの景色は霞んでいました。しかし,南北に連なる峰々が作り出す雄大な景観は,まったく飽きることがありません。今度は北の方角へ,一歩,また一歩と,脚が動いていきます。今日は登山靴ではありません。ちょっと足元が悪いかな,そろそろ引き返そう・・・

・バスが出る時間が近づいてきました。束の間の「雲上の楽園」を後にしました。

G総括 ・雄大な展望は想像以上でした。火山活動によって生まれた地形は,芸術的とも思えてきました。

・冬のスキーで地蔵岳まで行ったことはありましたが,夏の蔵王は初めて。できれば最高点の熊野岳山頂を踏みたかったのですが,時間も限られていたので仕方ありません。今回はこれで満足です。

・今度は,北蔵王から南蔵王にかけて,じっくりと縦走してみたいと思いました。エコーラインから見られた,南蔵王のアオモリトドマツもまた魅力的です。

H気付事項 ・風はやや強めに吹いていました。尾根筋も広いので,荒天のときは十分に注意する必要ありです。

 

シンボル・お釜を望む

刈田岳と南蔵王方面の眺望

 


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