奥多摩・鷹ノ巣山(5回目) | |
見頃となった奥多摩の紅葉を目当てに日帰り山行を・・・浮かんできたのはやはりこの山でした。 | |
@期間 | 11/4(日帰り) |
A同行者 | なし |
Bアプローチ | 行き:JR青梅線・奥多摩駅よりバスで東日原まで 帰り:峰谷バス停よりバスでJR青梅線・奥多摩駅まで 最高点:鷹ノ巣山山頂・標高1737m、難易度:☆☆☆★★ |
Cルート | 東日原−中日原(登山口)−稲村岩基部−鷹ノ巣山頂−鷹ノ巣避難小屋−奥−峰谷バス停 |
D天候 | 晴一時曇 |
E所要時間 | 歩行時間:約4時間半,休憩時間約1時間15分 |
Fポイント | ・ネットの情報では、今年の奥多摩の紅葉は色づきがいいという。前日の雨で日帰り山行となったので、日原側の深い谷と大好きな浅間尾根をあわせることにしました。丁度1年前とまったく同じコースとなりました。 ・稲村岩尾根は奥多摩屈指の急登。前回は2人の仲間と一緒で、余裕がありました。今回は自らペースを作る必要があります。出だしからの急登は、やはり身体に応えました。 ・稲村岩の基部に着けば、木枯らしが吹きつけます。汗が冷えて一気に体温が低下します。本当は岩の頂上まで行きたかったけど、先を急ぐことにしました。 ・直登がひたすら続きます。忍の一字で登ります。前日の雨が影響して、足元の踏ん張りが効きません。とにかく、黙々と、黙々と登って行きます。所々にみられた紅葉もやがて終わり、すっかり葉を落としたブナの木が天空に伸びていました。 ・山頂に着きました。所々に雲が浮かんで陽射しを遮っていました。富士山は上部が前日に降ったと思われる雪を被っていましたが、雲に半分隠されていました。と、なにやら白いものが・・・雪でした。目の前をチラチラと舞っています。すぐに止みましたが、これには驚きました。 ・大岳山の向こうには雄大な展望が広がっていました。よく見ると、横浜ランドマークタワーに東京湾、そして房総半島まで見渡せました。 ・ラーメンを食べて写真を撮ったらすぐに出発。鷹ノ巣避難小屋を過ぎて、浅間尾根を下ります。落ち葉の道を下れば、やがて紅葉の美しいところに差し掛かりました。しかし、陽射しは雲に遮られて、シャッターチャンスはなかなか訪れません。あきらめて再び歩き始めました。 ・常緑樹のアセビは、この時期になると存在感を表わします。やがてヒノキやカラマツの植林帯に差し掛かりました。興味が半減する中をひたすら下りました。 ・植林帯を抜けて神社を過ぎれば、左に折れて奥集落に出ます。見上げる榧ノ木尾根は中腹が紅葉し、上部は葉を落とした様相でした。峰谷へ向けて歩けば、晩秋の光に縁取られた赤指尾根が目にまぶしいほどでした。 ・一旦樹林帯を通り、再び車道に出れば、峰谷バス停まであと一息。着いたのは午後3時でした。駆け下りるようにして下りたご褒美は、清流荘のお風呂でした。3度目にしてようやく入れました。 ・し、しかし・・・風呂から上がってバス停に行ってみると、既に25人ほどが並んでいるではないか!結局、バスで座ることができずに、奥多摩駅まで立って行くハメになりました。予想外のことでしたが、お風呂に入れたからよしとしましょう。 |
G総括 | ・晩秋の一日、慌ただしく、そして歩き応えのある山行となりました。1100mの登り下りはかなり足に応えました。 ・雲がけっこう出てしまい、時々陽射しを遮られたので、期待していた紅葉の撮影は、満足にできませんでした。しかし、雰囲気的には秋山を十分に満喫できました。 ・実は、清流荘の風呂に入ることも大きな目的だったのです。これを達成するために、最後は駆け足に近い状態で飛ばしました。そのせいか、なんとなく違和感のあった太腿を更に痛めてしまったようです。やっぱり浅間尾根はゆっくり下りたいと思いました。 ・今度は、秋の榧ノ木尾根を歩いてみたいです。しかし、日が短いので日帰りでは難しいかもしれません。雲取山から縦走するのがいいかもしれませんね。 |
H気付事項 | ・最初の巳ノ戸橋を渡るところで、左側に目をやりました。ハッとする光景が展開されていました。植林帯の黒々とした山肌をバックに、逆光に照らされた多数の木の葉が踊るように舞っていたのです!フレーミングにまごついていたら、風が止んで、木の葉は沢に落ちてしまいました。悔やんでも悔やみきれませんでした! ・この日は、昼頃にかけて冬型が強まりました。東京の冬型といえば、快晴に空っ風・・・実はこのあたりが複雑なところで、上空に寒気が入り込むと雲がかなり出ることがあるのです。 |
稲村岩尾根のカエデの紅葉 |
鷹ノ巣山山頂より大岳山 |
鷹ノ巣山山頂より浅間尾根と赤指尾根 |
浅間尾根の落ち葉の道を行く |
奥集落に下り立つ |
晩秋の光と影 |
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