茅ヶ岳 | |
深田久弥終焉の山は、中央道から見れば広大な裾野を引く気になる存在でした。日帰りプランとして何度も挙がり、この度ようやく登ることになりました。 | |
@期間 | 10/14 |
A同行者 | I君 |
Bアプローチ | 行き:JR中央線・韮崎駅より車で深田公園登山口まで 帰り:深田公園登山口より車でJR中央線・甲府駅まで 最高点:金ヶ岳山頂・標高1764m、難易度:☆☆★★★ |
Cルート | 深田公園登山口−女岩−深田久弥終焉の地−茅ヶ岳山頂−金ヶ岳山頂(往復) |
D天候 | 晴のち曇 |
E所要時間 | 歩行時間約4時間分,休憩時間約2時間 |
Fポイント | ・紅葉は先週の涸沢で十分(←コノゼイタクモノ!)。となれば、日帰りで富士山にススキと決めるか。というわけで、「茅ヶ岳=ススキに展望」とインプットされていたのでした。 ・それはそうと、御殿場のI君とは韮崎駅で待ち合わせ。彼との登山はネイチャースキーを除けば2年ぶり。駅で会うなり、 ・コンビニで買出しして、登山口まで行こうとしたら、ありゃりゃ、道に迷ってしまった。曲がるべきところを2度も行き過ぎてUターン。なんとも緊張感のない始まりでした。 ・深田公園の駐車場は15台分のスペースといったところ。ほぼ埋め尽くされていました。少し行くと、深田公園。10アールくらいのスペースに東屋、そして深田久弥の説明板、更には直筆の「百の頂に百の喜びあり」。もう少し大きいものを想像していただけにちょっと残念。資料館でもあればいいのに・・・ここでもしっかりと記念写真を撮りました。 ・そして、茅ヶ岳に向けて歩き始めました。行く手に「まんじゅう峠」と書いてあります。「こっちで大丈夫だよね」と問えば、「大丈夫」の返事。少しあるいてから、なんだか変だなと思い、再び「本当に大丈夫?」と聞きます。アルペンガイドはザックの奥にあるので、取り出すのが面倒なので、I君に調べさせたところ誤りが判明。というわけで、10分のロスでした(^^;;; ・元に戻って、緩い坂道をひたすら登っていきます。鬱蒼とした雰囲気です。やがて沢状のところを歩くようになれば、岩がゴロゴロしていました。これは昔、火山であった証拠なのでしょうか?たどり着いた「女岩」は冷たい水が滴っていました。 ・女岩からは自然林の中の急登が続きます。体力が自慢のI君は、グイグイと登って行き、姿が小さくなっていきました。稜線に出てなおも高度を上げていくと、「深田久弥終焉の地」。木の間越しに金峰山が望めました。 ・ようやく山頂に着きました。ススキはありません(笑)。潅木が視界を遮っていましたが、石の上に登れば、抜群の展望が得られました。オベリスクを目立たせた鳳凰三山に甲斐駒が見事です。甲府盆地の向こうには気高い富士。北には五丈岩の金峰山、そして隣の金ヶ岳の奥に八ヶ岳、更には八ヶ岳と南アルプスの間から、槍穂高連峰まで見えました。ニンマリです。 ・それにしても、ものすごい数のトンボが飛んでいました。なんとも表現できないほどの爽やかさです。先を急ぎたいI君を引き止めて、長〜い休憩をとります。 ・食事をとってから、最高点の金ヶ岳まで歩きます。一旦下って、そのあと登り返しました。登り返しの急坂とニセピークには参りました。金ヶ岳山頂からは甲府盆地のパノラマが見事でしたが、全体の展望はどちらかと言えば茅ヶ岳の方が優れていました。 ・来た道を引き返します。茅ヶ岳間近の「石門」のところで、I君が岩に膝をしたたかにぶつけました。苦痛に顔を歪めるI君。なんとか歩き出しました。 ・茅ヶ岳は小休止してすぐに出発。あれほど賑わっていた山頂は、誰もいませんでした。「深田久弥終焉の地」を過ぎれば樹林帯の下りになり、高度をグングン下げて行きます。膝が痛むI君とはこれでイーブンのペースでした。 ・あっという間に深田公園の登山口に下り立ちました。あたりはススキが茂っています。 ・帰りは近くの温泉に入ってから、甲府駅へ。北口の「小作」でお決まりのほうとうを食べて解散しました(^^)。I君、お疲れ様でした。 |
G総括 | ・思ったよりも山深い感じでした。山頂からの展望もなかなかよく、手ごろな日帰りの山です。雰囲気としては、愛鷹山に似ていると思いました。初夏にはツツジが見頃の山だそうです。また登ってもいいですね。 |
H気付事項 | ・白峰三山は、鳳凰三山に隠れてほとんど姿が見えません。これだけ近いと仰角の関係で隠れてしまうのです。 |
韮崎駅前にて |
深田公園の説明板 |
女岩にて |
茅ヶ岳山頂から鳳凰三山を望む |
金ヶ岳山頂より茅ヶ岳越しに富士を望む |
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