西沢渓谷
急に時間ができたので,一度は行ってみたいと思っていた西沢渓谷に行くことにしました。
@期間 5/21(日帰り)
A同行者 なし
Bアプローチ JR中央線・塩山駅よりバスで西沢渓谷入口まで
Cルート 西沢渓谷入口バス停−二俣吊橋−三重の滝−七ツ釜五段ノ滝−黒金山登山道分岐−軌道跡(迂回路)−ねとり橋−西沢渓谷入口バス停

(最高点:黒金山登山道・標高約1470m,難易度:☆★★★★)

D天候 曇ときどき晴
E所要時間 歩行時間約4時間半,休憩時間約15分
Fポイント ・二俣吊橋を渡ると,それまでの平凡な景色が変わります。深い谷の中へと分け入っていきます。

・新緑はまさに見頃を迎えていました。ブナの大木もあって,昔は秘境であったことを偲ばせます。

・三重の滝に出てから,ひたすら流れに沿って進みます。花崗岩のナメを透明な水が流れ,深い釜は青く染まっていました。所々,すぐ足下まで流れが洗っていました。それにしても,深い!本当に深い谷です。その割には,花崗岩のせいか,雰囲気が明るかった。

・観光客で数珠つなぎの箇所がいっぱい。休日だし,季節が季節だから,これは仕方ないか。

・やはり七ツ釜五段の滝は圧巻でした。新緑とコバルトブルーに彩られた芸術的な繊細さと,力強さが魅力的です。

・やがて道は登りになり,辺りはシャクナゲの群落に。でも,今一つ花をつけているのが少ない。欲張って,黒金山登山道を100mほど登ってみました。一帯はシャクナゲが多いけど,花には早いみたいで,数輪咲いているものを撮影しただけ。それにしても七ツ釜五段の滝の音は,谷間に響き渡っています。

・あきらめてまたハイキングコースに戻って,迂回路を出発点に戻ります。途中でいくつかのシャクナゲの群落を通ります。なんだ,結構花がたくさん咲いているではないか。でも,咲いているのは,見上げる側ばかりで,写真はうまく撮れませんでした。

・たっぷりと時間をかけて歩き,バス停横にある東沢山荘でお風呂に入ってから帰りました。

G総括 ・急に思い立って行くことにしたので,またもや単独。遊歩道を一人で歩くのはなんとなく場違いな感じ。写真撮影が落ち着いてできないのが,非常に困りました。中には逆行してくる輩もいました。

・しかし,それを除けば新緑の渓谷は魅力満点。花崗岩の沢は,ナメが多いんだなあ。透明感があって,明るくて,やはり来てよかったと思います。

・雰囲気的には,大杉谷の規模を小さくしたような感じです。それだけに,ポイントが次から次へと現れるので,あっという間に七ツ釜五段の滝に着いてしまう気がしました。(そういえば大杉谷も圧巻は「七ツ釜滝」です。確かに雰囲気は似ているかも)

・ブナとカエデが多かったので,紅葉の時期も外せないですね。もっと混雑するかもしれないけど。

H気付事項 ・シャクナゲは今がちょうど盛りです。黒金山登山道のは,人が少なくて落ち着いて撮影できますが,まだ早かったです。

平成12年6月1日〜7月19日まで,歩道の工事が行われます。万杖橋から先は行けません。従って,七ツ釜五段の滝は見ることができません。

 

新緑鮮やかなブナの木
(二俣吊橋付近)

新緑に包まれた渓流
(母胎淵付近)

迫り来る流れ(人面洞付近)

七ツ釜五段の滝

アズマシャクナゲ
(黒金山登山道分岐付近)

 


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