愛鷹山
三島や富士市方面から見たとき,富士山の手前に気になる峰が聳えています。名前の不思議さもあって,いつの日か登ろうと思い続けていました。
@期間 4/30(日帰り)
A同行者 なし
Bアプローチ 行き:JR三島駅よりバスで愛鷹登山口まで

帰り:愛鷹登山口よりバスでJR御殿場駅まで

Cルート 愛鷹登山口−愛鷹神社−富士見峠(愛鷹山荘上)−黒岳展望台−富士見峠−富士見台−越前岳山頂−富士見台−富士見峠−愛鷹神社−愛鷹登山口
(最高点:越前岳山頂・標高1504m,難易度:☆☆★★★)
D天候 晴のち曇
E所要時間 歩行時間約3時間45分,休憩時間約1時間15分
Fポイント ・愛鷹神社は静寂の中。苔がビッシリでウェットな感じ。植林帯とはいえ,なかなかいい雰囲気です。

・やがて涸れ沢のガレ場を歩き,その後小さな尾根を巻けば,谷沿いのトラバース道。すぐに愛鷹山荘が見えてきます。

・山荘から5分ほどで富士見峠。ここから,黒岳展望台に向かう道は急登で,10分ほどの間に100m以上を稼ぎます。展望台についてひと安心。富士山も今度はちゃんとお出迎えしてくれました。

・下界の喧騒がきこえてきます。サファリパークかなにかの入場で渋滞している様子。こっちは涼しい顔で,写真撮影。気持ちがよくて45分の大休止になってしまいました。

・再び富士見峠に戻り,越前岳へ向けて登り始めます。新緑には早かったものの,なかなか味わい深い自然林で,ブナも見られました。ダラダラと登り続けますが,無理のない登りで1時間ほどで越前岳の山頂につきました。

・薄曇りから本曇りになろうかという状況。伊豆半島,箱根,駿河湾,遠くは三保の松原,安部奥の連山まで見渡せました(かなり霞み気味でした)。これは絶景です。富士市方面は広大な平地で,富士川の堆積平野かと思ったのですが,よくよく考えれば,富士山の熔岩台地だったのだ。

・本当はゆっくり昼寝をしていたかったのですが,風がやや強くて寒かったのと,帰りのバスの都合で,30分程度で引き返しました。

・1時間半ほどで下りて,御殿場行きのバスに。自衛隊のあるあたりは広大です。愛鷹,箱根,富士のトライアングルがなかなか面白い。愛鷹は富士の裾野にほとんど埋もれていますが,箱根の裾野はなかなか立派なことがわかりました。

G総括 ・足慣らしの日帰り山行には手頃な山でした。山頂の眺めは見事で,もう少しゆっくりしていたかったほどです。天気がよければ南アルプスも見られたことでしょう。

・自然林の部分は味わい深く,今度は新緑や紅葉の時期に来てみたいです。となると,愛鷹ツツジの時期(5月末頃)かなあ・・・

H気付事項 ・「北白ガレン」と呼ばれる爆裂火口跡は,稜線の北側に道が付け替えられているようで,以前の道にあたる場所にはロープが張られ「立入禁止」の札がかかっていました。

・愛鷹登山口を15:15頃に通過する三島駅行きのバスは,この4月からなくなったようです。直後の御殿場駅行きに乗りました。やはりバスという交通手段は衰退の運命にあるのでしょうか。愛鷹山については,やはり車が適しているようですね。

・冬の山頂は風が強そうです。特に西面が開けていて,風がまともに吹き付けるような気がするので,覚悟が必要でしょう。

 

残雪の富士山(黒岳展望台より)

宝永火口を目立たせた姿(同上)

 


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