尾瀬(3回目) | |
尾瀬の主役といえば燧ヶ岳です。変化に富む熊沢田代のコースにより念願の登頂を果たしました。 | |
@期間 | 7/30〜8/1(山中1泊2日) |
A同行者 | なし |
Bアプローチ | 野岩鉄道会津鬼怒川線・会津高原駅よりバスで桧枝岐を経て御池下車。 |
Cルート | 第1日:(前夜桧枝岐泊)御池−熊沢田代−俎ー−柴安ー−見晴新道−見晴十字路・原の小屋(泊) 第2日:見晴十字路−赤田代−三条の滝−横田代−上田代−御池 (最高点:柴安ー・標高2356m,難易度:☆☆☆★★) |
D天候 | 第1日:晴 第2日:晴 |
E所要時間 | 第1日:約6時間(歩行+休憩時間) 第2日:約4時間(歩行+休憩時間) |
Fポイント | ・御池から少しの間は平坦な道でしたが,すぐに急登に。広沢田代までと広沢田代−熊沢田代間は,両手で岩をつかんでの登りです。そして,少し平らになるとそこはぬかるみ。実に難儀しました。 ・熊沢田代に出て始めて燧ヶ岳の全容がとらえられました。熊沢田代は緑の絨毯がしきつめられたようで,童話的な雰囲気が漂っていました。木道を挟む池塘と風にゆれるキンコウカが印象的で,30分くらい休んでしまいました。 ・山頂直下の沢は雪渓になっていました。雪渓の歩き方を知らなかったのですが,しっかりとキックステップをとっていました。そうしなければ滑り落ちそうだったので。 ・俎ー直下は火山性の荒れた地形です。山頂から見下ろす尾瀬沼は斜面にへばりつくように小さく,大江湿原が見て取れました。 ・俎ーから鞍部に下りて登り返せば,柴安ー。ここからは燧ヶ岳のすそ野の向こうに広がる尾瀬が原と,対峙する至仏山が印象的でした。 ・ここまではよかったのですが,下山にとった見晴新道はザレ道の急傾斜です。実に足をとられやすい。恐怖の時間帯で,中高年があちこちで滑っていました。 ・見晴十字路についてホッとした気分です。事実上,この日がメインであり,至仏とあわせて尾瀬の名山に登ったことが満足感を抱かせました。 ・翌朝,早く起きて尾瀬が原(下田代)に咲き乱れるニッコウキスゲを眺めながら散歩しました。至仏山はいつでも優美な姿で横たわっています。 ・尾瀬ヶ原のメインルートを外れて,只見川沿いに下っていきます。尾瀬の水を集めて流れ落ちる三条の滝は豪快のひとことでした。 ・三条の滝から登り返せば,燧ヶ岳の北側を行く燧裏林道です。静かな林間のコースで,木漏れ日と木々を抜ける風が心地よかった。 ・渋沢は燧裏林道の中で一つのアクセントです。ここは涸れ沢ですが,見るからに土石流の通り道です。地図でみたら燧ヶ岳の双耳峰の鞍部に通じています。まさに火山である証拠で今もなお生き続けているのでしょうか(燧ヶ岳は15世紀に噴火したことが判明し,活火山に加えられました)。 ・上田代は傾斜湿原で遠く雪渓を抱く平ヶ岳を望みます。足元にはキンコウカが咲き乱れ,湿原全体が黄色く染まっていました。 |
G総括 | ・燧ヶ岳は至仏山とは比較にならないほどハードでした。しかし,コースが多様であるから,またいずれ登ることになるでしょう。 ・尾瀬は何度訪れても新たな発見があります。だから,これからも何度も行きたいですね。できれば人の少ない平日に。 |
H気付事項 | ・御池ロッジが改築中であったため,桧枝岐に泊まりました。なかなかすてきな温泉地です。桧枝岐からのバスは朝7:00が最初。 |
熊沢田代より仰ぐ燧ヶ岳 |
下田代のニッコウキスゲと至仏山 |
豪快に流れ落ちる三条の滝 |
上(うわ)田代からの平ヶ岳 |
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