雲取山(3回目)
雲取山頂から奥多摩駅までを歩き通す「石尾根縦走」は,一度はやってみたいと考えていたテーマでした。
@期間 10/18〜19
A同行者 なし
Bアプローチ 行き:秩父鉄道・三峰口から大輪までバス。大輪より三峰山までロープウェイ。

帰り:JR奥多摩駅まで歩きました(長かった・・・)。

Cルート 第1日:三峰神社−霧藻ヶ峰−白岩山−大ダワ−雲取山荘(泊)

第2日:雲取山荘−雲取山頂−七ツ石山−鷹ノ巣山−六ツ石山−三ノ木戸山−絹笠−奥多摩駅

(最高点:雲取山頂・標高2017m,難易度:☆☆☆☆★)

D天候 第1日:晴のち曇

第2日:快晴

E所要時間 第1日:約6時間(歩行+休憩時間)

第2日:約8時間半(歩行+休憩時間)

Fポイント ・霧藻ヶ峰までの道は紅葉が盛りでした。敷き詰められた落ち葉を踏んで登る感触は心地よし。

・晴天だったのですが,和名倉山は霞んで見えました。

・芋ノ木ドッケを過ぎる頃から,曇天となって,雲取山荘までの道に霧が流れてきました。どうも雲取山に行くときは天候との相性が悪いようです。といっても曇った程度で相性悪いはないか・・・

・平日の雲取山荘は宿泊者が10人くらいでした。夕食のときにはおやじさん(新井信太郎さん)が山の生き物(シカとかクマ)の話をしてくれました。山小屋のおやじさんの存在を意識し始めたのは,このお話がきっかけです。

・翌朝,雲が急速に取り払われていくのがわかりました。山頂に立ったとき,富士山,南アルプス,奥秩父,大菩薩の峰々が手に取るように見えました。1時間も休憩をとって飽きることなく眺め続けていました。

・雲取山頂から東へ続く石尾根は南面が開けて快適そのもの。鷹ノ巣山への最後の登りは短時間だがかなりハードでした。鷹ノ巣山頂からは南面の富士が好展望です。

・六ツ石山は最後の展望地。辿ってきた尾根道が延々と続くさまに,やっとここまで来たことと,これから先の道の長さを感じずにはいられませんでした。

・六ツ石山から先,転げ落ちそうになるほどの急坂を下ります。途中,勾配が緩くなると,植林された若木の斜面を奥多摩の谷を見ながら歩くようになります。三ノ木戸山の北面を巻くと今度は赤土の植林帯の滑りやすい急坂となって,実に難儀しました。

・鬱蒼とした植林帯を過ぎれば絹笠に出ます。更に羽黒山神社まで歩いたとき,奥多摩の町並みが見渡せました。

・膝がすっかりガクガクになって,やっとの思いで奥多摩駅まで辿り着きました。距離にして18km。よく歩いたもんだというのが実感です。

G総括 ・平日に年休をとっての山行(実は土日に出勤させられたため)で,人も少なく,好展望に歩いた距離の長さもあって,充実度が極めて高かったです。

・雲取山頂でこれほどの好展望は初めてでした。なるほどと思わせるだけのものはあるし,景色のバランスがものすごくいいですね。

・石尾根の完全踏破はもうやらないと思います。標高差は1700mにも及び,疲れが蓄積されてからの急下降は,ものすごく膝に応えるからです。秋だし,日没時間も気になりました。

・しかし,雲取はそのよさを改めて認識させられました。これからもコースをかえて何度でも登りたい山です。

H気付事項 ・山頂の避難小屋にはトイレがあります。腹痛が発生したため緊急に使用しました。あまり当てにしない方がいいと思います。

・鷹ノ巣避難小屋のところで,道が2本平行にありますが,左の狭い方をとらないと鷹ノ巣山頂に行けません。

・六ツ石山からの急坂の途中で右に行く道があります。直進すると水場に行けません。水場の先で再び道が合流します。

山頂からの展望(大菩薩連嶺,富士方面)

山頂からの展望(甲武信ヶ岳方面)

 


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