雲取山(2回目)
山行を始めたきっかけとなった雲取山に,1年ぶりに再訪しました。
@期間 5/2〜5/3(山中1泊2日)
A同行者 なし
Bアプローチ 行き:秩父鉄道・三峰口から大輪までバス。大輪より三峰山までロープウェイ。

帰り:東日原からJR奥多摩駅までバス。

Cルート 第1日:三峰神社−霧藻ヶ峰−白岩山−大ダワ−雲取山荘(泊)

第2日:雲取山荘−雲取山頂−大ダワ−大ダワ林道−東日原

(最高点:雲取山頂・標高2017m,難易度:☆☆☆★★)

D天候 第1日:曇のち晴

第2日:曇

E所要時間 第1日:約6時間(歩行+休憩時間)

第2日:約7時間(歩行+休憩時間)

Fポイント ・悪天候で三峰ロープウェイの乗客は自分一人。分厚い雲の中に入って,上下左右がわからない感覚に陥ったほどでした。ところが山頂駅に着く頃,にわかに明るくなってきました。山頂駅に降り立ったとき,雲の上に峰々が浮かんでいて,神々しい光景でした。

・霧藻ヶ峰までの道は鬱蒼とした原生林と部分的に植林帯。歩き応えがありました。

・霧藻ヶ峰からは膨大な和名倉山と峻険な両神山が目につきました。雲は徐々にとれ,春の陽光が降り注いできました。

・お清平から前白岩山までは,四肢を使っての急登でした。登りついた前白岩山から西を望めば,膨大な和名倉山と深く刻まれた大洞谷が印象的でした。

・白岩山にはシカがいて,かなり近くまで寄ってきました。

・雲取山荘での夜,満天の星空でした。東京都にこのような自然の息吹を感じる場所があることに心が洗われる思いがしました。

・ところが翌朝,天候が悪かったので,がっかり。山頂からも目の前の和名倉山が時折見える程度でした。

・大ダワ林道は,大雲取谷沿いに下るコース。新緑に清流の音が加わって,清々しさを覚えました。霧が流れてきて,谷間を埋めてきました。墨絵のような雰囲気でした。

・やがて車の入れる林道終点まで下りてきました。そこから約8km。つらい車道歩きが続きました。それでも,日原川が刻む深い新緑の渓谷を眺め,沢音をリズムに歩きつづけました。

・日原鍾乳洞のバス停までくると,そこには「都会の喧騒」が山間に持ち込まれていました。たかがこんな小さな鍾乳洞になんでこれだけの車が押し寄せるんだ!

G総括 ・天候が今一つだったこともあって,雲取山荘は比較的空いていました。

・結局雨には降られませんでした。しかし,例年通りGWのこの時期は天候不順で行くときの決断が難しいのです。

・GWは随分と車が押し寄せるもんです。大渋滞です。楽して車で来ようなんて考えるから,こっちとしては迷惑ですが・・・

H気付事項 ・芋ノ木ドッケを巻く道に丸太で組まれた長い階段があります(三峰から来ると下り階段)。雨天時や冬場は要注意です。

・帰りのバスは東日原から。GWの期間だけかもしれないが,臨時便が出るのでダイヤを気にすることはありません。

 


1995年に戻る

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送