金峰山
名前の響きと奥秩父の盟主としての存在が山の初級者に畏敬の念を抱かせていました。友人の誘いで思ったより早く登頂が実現しました。初めての2500m峰です。
@期間 8/14〜15
A同行者 K君,M君
Bアプローチ 中央道・須玉ICより増富温泉を経て金山平(車使用)。
公共交通なら,JR中央線・韮崎駅から増富温泉行きバスで終点下車。
Cルート 第1日:瑞牆山荘−富士見平小屋−大日岩−砂払いの頭−金峰山頂−金峰山小屋(泊)

第2日:金峰山小屋−金峰山頂−砂払いの頭−大日岩−富士見平小屋−瑞牆山荘

(最高点:金峰山頂・標高2599m,難易度:☆☆☆★★)

D天候 第1日:晴一時曇

第2日:晴

E所要時間 第1日:約5時間(歩行+休憩時間)

第2日:約4時間(歩行+休憩時間)

Fポイント ・瑞牆山荘からの登山道はいきなりの急坂で,結構応えました。富士見平についてホッとしたけど,休憩中にアブに追い回されました。

・大日小屋を過ぎてからの縦八丁,大日岩と核心部を経て,森林限界へ一歩一歩高度を上げて行き,ついに砂払いの頭に達しました。一面に広がった大展望にしばし見とれていました。

・砂払いの頭からの稜線は,涼風が吹き抜けてアルペンムード一杯です。夏雲湧く山頂では時折ガスに巻かれて視界が閉ざされました。

・山頂から金峰山小屋までの下り坂は,花崗岩の露岩を飛び石伝いに下ります。かなり膝に応えました。

・金峰山小屋は川端下からの登山道の森林限界に位置しています。金峰山小屋からは,大らかな小川山の稜線と左肩に瑞牆山がちょこんと見えていました。

・翌朝,八ヶ岳と富士山と南アルプスの大展望が楽しめました。東に目を転ずれば,三宝,甲武信,木賊の連嶺とその向こうに両神が認識できました。

・夏山は太陽の上昇とともに雲がみるみるわいてきました。それに促されるように下山しました。

G総括 ・初めての2500m峰は別天地でした。南アルプスと八ヶ岳の峰々がほれぼれする形でしたが,一つ一つの峰の名前を認識するほどではなく,まだ彼方の別世界でした(その1年後には南アルプスを踏みました)。

・確かに雲取山が典型的な奥秩父であるとすれば,金峰は開放感に満ちていました。

H気付事項 ・瑞牆山荘方面に帰路をとる場合,「砂払いの頭」で右に折れて稜線を外れること。直進すると迷い込む恐れがあります。「千代の吹上げ」の道標まで来たら要注意です。昭文社の登山地図は,「砂払いの頭」と「千代の吹上げ」の位置関係が悪い。
五丈岩を目指し最後の登り

金峰山頂からの富士の展望

瑞牆山と八ヶ岳

 


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