大菩薩嶺
週末登山に手頃な山ということで大菩薩を選びました。気象学的には関東と甲信の天気を分ける連嶺として有名なことも興味を引きました。
@期間 5/20〜21(山中1泊2日)
A同行者 なし
Bアプローチ 行き:JR中央線・塩山駅より大菩薩登山口行きバスで終点下車。

帰り:丹波よりJR奥多摩駅まで地元の人の車に乗せてもらいました(バスもあります)。

Cルート 第1日:裂石−丸川峠−大菩薩嶺−大菩薩峠・介山荘(泊)

第2日:大菩薩峠−フルコンバ小屋跡−追分−藤ダワ−(西回り)−丹波

(最高点:大菩薩嶺・標高2057m,難易度:☆☆☆★★)

D天候 第1日:晴

第2日:曇のち雨

E所要時間 第1日:約5時間半(歩行+休憩時間)

第2日:約5時間(歩行+休憩時間)

Fポイント ・丸川峠までのコースは尾根道の急登の連続でした。

・丸川峠から大菩薩嶺までのコースは,北側の斜面を登っていきます。鬱蒼とした樹林帯でした。

・大菩薩嶺は展望が全くなしです。そこから少し下ると展望が開け,雷岩に出ました。しばしトカゲを決め込みました。なかなか快適な気分でした。

・南雷岩から大菩薩峠まではカヤト好ましい尾根道です。目の前には残雪の富士山が大きく,その西方向には南アルプス連なっていました。

・介山荘のおやじさんは夕食のとき「おかわりいらんかねえ」と盛んにすすめます。お言葉に甘えて,3杯食べました。朝食のときも相変わらず「おかわりいらんかねえ」。そんなに食べられないよ・・・

・第2日のコースは原生林の中の尾根道。樹間から小菅村の集落が見渡せました。

・最後の下りはかなり急でした。丹波の集落についたとき,予報通り雨が降り出しました。

・1日3本のバスを待っていたら,奥多摩駅まで車で乗せてもらいました。助かりました。

G総括 ・大菩薩峠周辺はカラリと開けた好ましいところです。楽なコースをとれば手軽なハイキング程度にもなります。比較的楽に2000mまで登れて富士山や南アルプスの好展望が得られます。

・第2日のコースは実に静かで,出会った人数は片手に余ったほどでした。原生林のとても素晴らしいコースです。初日のカヤトと展望も素晴らしかったが,それとあわせた大菩薩のもう一つの魅力で,是非とも推奨したいです。

・丹波の集落は深い谷沿いにあります。なかなか素朴で,一泊してもいいほどです。

H気付事項 ・丸川峠への登山道の取り付き点が素っ気ない看板があるだけで,行き過ぎてしまいます(その後,改善されていました)。信じて登って行けば大丈夫です。

・丹波からのバスは1日3本。朝7時に介山荘を発てば,昼の便には間に合います。

・翌年,介山荘から年賀状を頂きました。おやじさんの人柄を感じさせてくれました。

 

残雪の富士山(雷岩より)

大菩薩峠に建つ介山荘

 


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