高尾山2024年04月14(日)、天候:晴

コース:高尾山口駅−(六号路)−高尾山頂−(四号路・いろはの森コース)−日影沢キャンプ場−日影バス停

高尾山の山頂付近はヤマザクラが満開だった。

春の高尾山を歩いた。六号路の沢沿いの道を登り、山頂で満開のヤマザクラを愛でて、四号路からいろはの森コースを経由して日影沢に下山した。日影沢には数多くのスミレとニリンソウを見ることができた。

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東京に戻ってきて最初の冬は記録的な暖冬だったが3月中旬になって寒の戻りがあった。桜の開花は近年になく遅れて、小金井公園で満開の桜を眺めたのは4/7のこと。下界の桜を満喫し、花粉もそろそろ収束したので、いよいよ花を愛でに山に向かう。目指すのは桜とスミレの咲く高尾山に決める。当日の朝になってMackeyの体調がすぐれず、一人で向かうことになった。

高尾山口駅を降りれば、ものすごい人出だ。駅から登れる便利さが人を集めている。この日は朝から気温が高め。六号路は沢沿いの道で、ニリンソウの純白の花が至る所に群落を作っている。所々に信仰の姿も見せている。緩やかな登りが続いて自然林が増えてくると、沢の中を行くようになり、すぐに沢から離れて山頂に向けての登りとなる。エイザンスミレが所々に咲いている。山頂近くはヤマザクラが至る所で満開の姿を見せていた。

さて、下りは四号路からいろはの森コースを下ることにする。というのも、下りルートは直前まで決めていなかった。北斜面の四号路からいろはの森を下るルートは初めてだったが、ネットで見たところ花が多く手頃なルートのようだったので選んだ。ここは本当に世界一人が登る山の高尾山なのだろうか、と思うほどに人が少なく静かな山歩きが愉しめた。スミレの花やヤマブキなどが点々と咲く中、日影沢キャンプ場に下山。ここにはニリンソウの群落が一際目立っていた。日影沢沿いの道を日影バス停まで歩く。スミレの花が多かったが、お目当てのタカオスミレは終わっていたようだった。日影バス停から冷房の効いたバスに乗って高尾駅へ。雰囲気のよい山道だったが、昼下がりは初夏を通り過ぎたかのような暑さで歩く気になれなかった。



六号路に残る信仰の姿



ムラサキケマン
(六号路)


ここにもお地蔵さん



ヤマルリソウ
(六号路)



シロバナナガバノスミレサイシン
(六号路)


六号路上部は沢の中を行く


シャガ
(六号路)


山頂近くに咲くエイザンスミレ


イチリンソウ


芽吹きの山頂付近


タチツボスミレとセンボンヤリ


山頂で満開のヤマザクラ


富士山は春霞に消されて


エイザンスミレ
(四号路)


四号路の雰囲気


ヤマブキ
(いろはの森コース)


ナガバノスミレサイシン
(いろはの森コース;葉が太い?)


タチツボスミレ
(いろはの森コース)


ニリンソウも満開
(日影沢キャンプ場)


同じくニリンソウ
(日影沢キャンプ場)


マルバスミレ
(日影沢沿い)


タチツボスミレ
(日影沢沿い)


サワハコベ
(日影沢沿い)
 


以前に東京にいたときには、高尾山といえば山歩きの対象にもならないような存在だった。しかし、山歩きを始めて30年、50代も後半になって体力、脚力、心肺機能の衰えはいやが上にも実感させられ、登る山も変わってきた。ルート上の至る所に信仰を思わす存在があるのも高尾山の特徴だ。何だかんだ言って、春や秋、冬などは繰り返し通うような存在になるかもしれない。

2024.04.21. by TAKASKE

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