高尾山2024年01月08(月)、天候:快晴

コース:高尾山口駅−稲荷山−高尾山頂−薬王院−高尾山口

高尾山頂からの富士山の展望。

新年の山歩きに高尾山を選んだ。稲荷山コースは尾根通しの緩い登りが続いた。山頂からの富士山も見事であった。下りは三号路から一号路を辿った。

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東京都内に引っ越してから初めてのMackeyとの山歩き。浅間尾根か高尾山のどちらかに登ろうと計画していたが、結局は距離が短く交通の便利な高尾山を選ぶ。家を出るときに登山靴を履いて車に乗らずに歩いて移動するのは、大阪に住んでいた17年前以来のことだ。宮城に住んでいたので、寒さはそれほど気にならないが、公共交通を乗り継いで行くのはやや手間が掛かるが、山へのアクセスはそれほど不便ではないところに住んでいる。

高尾山口駅の前は大勢のハイカーでごった返している。さすが「世界一人が集まる山」だけのことはある。比較的人が少ない稲荷山コースを選んで登って行けば、無理のない登りが続く。快晴の空の下、冬の陽射しに包まれる。底抜けに明るい関東の山、冬に山歩きができるのは本当に幸せなことだ。圏央道のトンネルの上に差し掛かると、車の音がすごい。まあ仕方ない。更に登って稲荷山。展望地からは東京スカイツリーがくっきりと見えた。

それほど勾配のない道が続く。至れり尽くせりの木道、階段の道が続き、最後に急な階段を登りつめれば高尾山頂に着いた。展望台からの富士山が実に雄大であった。代わる代わるハイカーが写真を撮っていた。外国人のハイカーも多く、山頂で写真を撮ってもらう。皆が笑顔だ。落ち着ける場所を探して昼食をとる。ビジターセンターに寄って、シモバシラのポイントを目指して下り始める。真昼になっていたが、日陰の場所にかろうじてシモバシラが残っていた。

そこからは三号路を目指してトラバースの道を行き、薬王院でお参りしたあとは、高尾山のケーブルカーの駅へ。Mackeyが天狗焼きを食べたいと言っていたので、ケーブルカー駅近くの売店で20分ほど並んで買う。黒豆の餡子が美味しかった。1号路は舗装された道で足に応えた。土の道でなければ歩く意味はなかったなぁ・・・と少し後悔。高尾山口駅に着いたら温泉があったが、東北の源泉掛け流しばかり入っていたので、余り興味をそそられずにさっさと電車に乗って帰った。



稲荷山コースは明るい



稲荷山の展望台から都心方面
(スカイツリーもくっきり)


階段を登れば山頂



丹沢と道志山塊を従える富士
(高尾山頂より)



高尾山頂は大賑わい


シモバシラを見ることができた


薬王院にお参りする


樹齢450年の「たこ杉」


今日も底抜けに明るく富士山の展望に恵まれた、関東の冬の山歩きを愉しんだ。シモバシラを見ることが出来たのは、思わぬ収穫であった。高尾山は、「世界一人が集まる山」でしかも「東京都民の心の山」とも言える存在なので、人が多すぎると思い敬遠していたが、それだけに魅力があることがよくわかった。春先に咲くスミレは必見とのこと。また、その頃に訪れることにしよう。

2024.01.13. by TAKASKE

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