栗駒山、2022年10月15(日)、天候:晴のち曇
コース:秣岳登山口付近、須川湖、須川温泉−名残ヶ原−苔花平(往復)
栗駒山の紅葉山行第3弾は、須川へ。秣岳登山口から須川湖にかけてはブナの黄葉がピークで見ごたえがあった。また、須川温泉から苔花平までも赤や黄色で鮮やかに色付けされていて、射し込む光に輝いていた。
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3週目ともなると紅葉は須川温泉のあたりまで下りて来ているだろうと狙いを定める。やはり栗駒山の一択になってしまう。前の週がガスに包まれた残念な結果になっていただけに、Mackeyもこのままでは気が済まないと頭の中は紅葉モードである。国道398号線で湯浜峠まで来れば、まだ緑色を残すブナ林が目の前に見えていたが、上部はいい感じに染まっているのがわかった。どうやら大正解のようで期待が高まる。
須川への分岐から高度を上げて行けば、所々黄葉していたブナ林がやがて全体として染まってきて、秣岳登山口に着くころには黄金色の森となっていた。残念なのは雲が頻繁に流れてきて陽射しが安定しないこと。陽射しが翳ると暗く沈んだ色となるので、次の陽射しを待たなければならない。また、全体が染まっていると写真として構図を作り出すのがかえって難しい。
秣岳登山口から須川湖まで場所を移しながら撮影した。須川湖の対岸のブナ林は素晴らしい染まり具合だったが、やや日陰の面積が多いことと湖面が波立っているのが欠点ではあった。朝方は栗駒山も雲を被っていたので、昼過ぎの時間になったが、天気が良ければ青空と陽射しを浴びるブナ、そして鏡のような湖面を組み合わせた素晴らしい写真が撮れたに違いない。来年の課題として忘れずにいたい。それでも、湖岸でふと見上げたブナの木が青空と雲をバックに輝いている写真を撮ることができたのはよかった。
須川温泉まで移動したら、苔花平まで往復する。苔花平は須川側随一の紅葉が美しい場所なので外せない。やや時季は過ぎつつあったが、陽射しを浴びれば見事な輝きを放っていた。今年もいい風景を目にすることができた。名残ヶ原では、足元にイワイチョウの黄葉を見ることができた。染まり方までイチョウの葉そっくりなところが自分にとっては新たな発見となった。雲がかかってきたので、賽の硯を経由するルートはあきらめて須川温泉に戻り、硫黄泉に身体を預けた。ここのお湯も捨て難い。
この日は山歩きというよりは観光に近い形となったが、秣岳登山口から須川温泉にかけての一帯が染まっていて今シーズンベストの紅葉(黄葉)を見ることができた。何度も来ているが飽きることがない。本当に「息をのむほど」の表現がぴったりであった。Mackeyは、前の週に来た2人のゲストにこの風景を見せたかった、と残念がっていた。
須川湖近くのブナ林で
須川湖畔で見上げる黄葉
対岸は秣岳の斜面
須川温泉一帯も染まっている
ヤマウルシの葉はグラデーション
焼石岳を望む場所で
名残ヶ原
苔花平も染まる
ナナカマドはしっとりと
ここまで来れば、次週は湯浜のブナの黄葉だ。これもまた、ワンパターンではあるが外せない。
2022.11.03. by TAKASKE
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