栗駒山(産沼コース)、2020年10月18日(日)、天候:晴れ時々曇り

コース:須川温泉−名残ヶ原−苔花平−三途の川−産沼−栗駒山頂(往復)

北側の展望が開ける産沼コース
(左奥にかすかに早池峰が見える)

Mackeyにとっては2週連続、TAKASKEにとっては26年ぶりの産沼コース。山肌は鮮やかさを残していた。北側の展望が開けて雄大に広がる斜面が印象的なコースで、また、中央火口丘の剣岳が一際存在感を見せて望める場所もあった。

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この週はいろいろとあって、山歩きをやめようかと思っていたが、天候が良い方向に変わったので栗駒山を歩くことに。TAKASKEにとっては、山を始めて2回目の26年前に須川コースから登って産沼コースを下った山行以来の産沼コースとなった。須川コースは火山ガスで通行止めなので、須川からの最短が産沼コースとなる。須川温泉のすぐ手前のブナ林が見頃を迎えており、須川温泉もまだまだ紅葉が見頃の様相であった。

名残ヶ原を過ぎればすぐに苔花平。ここから折れてゼッタ沢を渡り小湿原を抜ければ産沼コースが始まる。すぐに北側の展望が開けて、焼石連峰が目の前に見える。そして、右奥にはうっすらと稜線を描く早池峰山も見ることができた。三途の川を渡れば急登を超えて、今度は栗駒山の中央火口丘である剣岳と、左側には外輪山の稜線が展望できた。斜めに裾野を引く姿で、思ったよりも立派な火山地形を呈していた。

産沼まで来れば、ここから先は終盤。陽射しが雲に遮られて寒さを感じる中、最後の登りとなる。見た目に大変そうな登りもグイグイと登れて、思ったよりも短く感じることができた。宮城県側の展望が得られたが、2週間前に鮮やかだった紅葉は終わっていた。

帰りは産沼コースを戻るのみで、特に産沼までの区間は北側の雄大な斜面を見ながらの浮揚感に満ちた気持ちの良い下りが続いた。産沼からの下りは、陽射しが戻り、斜光線に映える山肌が印象的だった。一番鮮やかだったのは、やはり苔花平であった。あとは、名残ヶ原を抜けて須川温泉へ。露天風呂に身を任せる時間は、充実感に包まれた。



湯浜峠は染まり始め



須川温泉周辺は見頃
※Mackey撮影



名残ヶ原
※Mackey撮影



染まるナナカマドの葉



紅葉の奥の焼石連峰



染まる山肌と雲



火山地形が見渡せる
※Mackey撮影


産沼


山頂への登りで振り返る


山頂から宮城県側


ツツジの紅葉はひっそりと


山肌を切り取る


更に切り取る
(斜光線に輝く)


色鮮やかな落ち葉


鮮やかさを残す苔花平
 


26年ぶりに歩いた産沼コース。記憶に残っている場所はまったくなかったが、思ったよりもいいコースだと思った。登りでも下りでも急な区間はほとんどなく、見通しの効く場所が至るところにあった。特に、山頂直下の広大な斜面を下るときは、足元から景色が広がって、このような中を歩き続けたいと思った。Mackeyの言う通り、初夏にはイワウチワやイワカガミなどが多く見られそうで、また歩いてみたいと思った。

2020.10.22. by TAKASKE

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