栗駒山(世界谷地)、2020年05月03日(日)、天候:晴れ

コース:世界谷地駐車場−世界谷地第一湿原−世界谷地第二湿原−世界谷地駐車場

芽吹き前の第二湿原と
残雪の栗駒山

2か月ぶりの山歩きは、世界谷地へ。第二湿原までの短い距離であったが、コロナ禍でようやく青空の下を歩ける喜びに浸った。

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自粛ムードの世の中、山歩きすらも遭難で救助を呼んだ際の感染リスクで自粛すべし。こんなご時世の中、休日は買い物以外の久々の外出で栗駒山の世界谷地へ。行ってみれば、駐車場は意外と車が止まっていた。皆がストレスを抱えて、考えることは一緒だった。

例年の通り駐車場手前は芽吹いたばかりのブナの新緑が輝いていた。第一湿原まで行くと、やはりというか、芽吹き前の枯れ野の状態。ワタスゲの地味な花が目立っていた。第二湿原まで足を伸ばせば、湿原の周囲のミズバショウが印象的。ヒメイチゲ、ショウジョウバカマが湿原の中で今を盛りと咲いていた。

帰路は樹林帯を歩く。こちらでは、スミレの花が咲いていたが、目立つのはエンレイソウ。これも毎度の光景だったが、これだけでも家に閉じ込められていた身にとっては、目に新鮮であった。




ムシカリの花(背景は行者滝)



駐車場手前、ブナの二次林



ブナは芽吹き直後



ブナの葉を光に透かしてみる



第一湿原はまだ枯れた色



第二湿原のヒメイチゲ



第二湿原のショウジョウバカマ



第二湿原奥にミズバショウ
の群生



不揃いだが見事な咲きっぷり



樹林帯はエンレイソウでいっぱい

   


すべての時が止まったかのような新型コロナウィルスの蔓延で、この春は桜のお花見すら出来なかった。東北に来てから、この季節が一段と好きになっていたが、それを体感できずにいた。短い時間の山歩きではあったものの、まるで長い入院から復活したかのような心境で、一歩一歩踏みしめるように歩いた。GWの栗駒山は、やはり世界谷地まで新緑が到達していなかった。

2020.06.17. by TAKASKE

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