弘法山(権現山243m)、2020年01月03日(金)、天候:晴

コース:秦野駅−浅間山−権現山−弘法山−吾妻山−鶴巻温泉駅

権現山展望台より新春の富士山を望む

恒例の年末年始の関東の山歩き。今回は、丹沢山塊の展望台で富士山も見事な弘法山の稜線を歩いた。秀麗な新春の富士山を望むことができ、また晴天の空の下、底抜けに明るい関東の山歩きを愉しむことができた。

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年末年始の1日を山好きの義父と歩くことにしている。1月3日、絶好の天気となり、小田急線で西へ。行き先は、義父の推薦により、弘法山に決まった。この日は仲間が加わった。義父の孫で僕にとっては甥にあたる21歳の青年を誘ったところ、行くという。ということで、記念すべき甥の山デビューとなった。

秦野駅から20分ほど歩いて弘法山の登山口へ。最初は九十九折の登り。久々に歩くので息が上がる。やがて樹間から白い雪を被った富士山が認められるようになると、浅間山に着く。眼下の秦野の市街地の向こうに富士山が堂々と聳えていた。そこからは快適な尾根道となり、少しの登りを経て最高点の権現山に着く。
標高243mの権現山の山頂には展望台があり、そこからは富士山がその姿を余すところなく見せていた。暖冬で太平洋側に降水量が多いせいか、厚く雪化粧していた。富士山の左側は箱根の連山が、南側には相模湾が陽光を照り返し、北側には丹沢山塊の大山が秀麗な姿を見せていた。

権現山の山頂を後にして少し行けば標高235mの弘法山。こちらは自然林の中にあって、しっとりとした雰囲気を醸し出していた。ここでお昼をとったあと、先へ進む。しばらくは自然林の尾根道が続く。冬枯れの自然林に陽射しがさんさんと降り注ぐ。緩いアップダウンも心地よく、山デビューの甥っ子の足取りも快調だ。この陽気のせいか、2020年の初ハイキングと思われる人たちが数多く、思い思いのペースで歩いていた。

最後のピークの吾妻山で最後の小休止をとったら、あとは鶴巻温泉駅へ向けて下るだけ。緩い下り坂で膝に来ることもなく、徐々に高度を下げて、住宅地の外れに降り立った。鶴巻温泉駅の手前にある温泉に寄ってひと風呂浴びる。義父と私と甥っ子の3世代で新春の陽射しが降り注ぐ露天風呂に浸かるのはなんとも不思議な光景だったが、甥っ子も満足してくれて「また登りましょう」と言ってくれた。




一登りで浅間山へ



早速富士山が登場



ここからは快適な尾根道



権現山展望台からの箱根



丹沢の大山
(権現山展望台より)



新春の陽光輝く相模湾
(権現山展望台より)



尾根道を行く
(新春のハイカーが多い)



黄葉が残る



最後のピーク吾妻山



鶴巻温泉駅へと下る

   


かなり軽めの山歩きとなったが、甥っ子の山デビューとしてはこれ以上ない天気に恵まれた。年末年始の山歩きは2年ぶりだったが、今回も雄大な富士山を見ることができた。底抜けに明るい関東の冬と富士山の雄姿、これは関東から遠く離れたところに住んでいる者にとっては貴重なことである。

「また歩きたい」と言ってくれる甥っ子と、80代を迎えている義父。次の年末年始は何処を歩こうか。

2020.01.13. by TAKASKE

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