栗駒山2019年10月06日(日)、天候:晴れ

コース:須川温泉−苔花台−賽の河原−須川温泉

染まる苔花台に午後の陽射しが降り注ぐ

秋の栗駒山、この日は須川温泉へ。天候があまりよくないので期待せずに半分は温泉目的で行ったところ、思いの外晴れ間が出た。午後から家を出たので、苔花台まで歩いた。去年より進みの遅い紅葉だったが、須川コースで最も鮮やかな場所はいい感じに染まってきていた。

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紅葉シーズンを迎えた栗駒山、10月1日にMackeyが中央コースと東栗駒コースを歩いたので、岩手県側から歩こうと思った。思ったよりも天気がすぐれないので、半ばあきらめていて、須川温泉のお湯に浸かることをメインに昼過ぎに家を出る。この夏は7月下旬からの暑さが続き、9月も中旬を過ぎてなお残暑が厳しかった。紅葉は遅れ気味。国道398号線で湯浜峠を越えて須川温泉に着いたがまだまだ紅葉はこれからの状態であった。

麓から見ると雲がかかっていた栗駒山も、須川温泉に着いてみれば青空が浮かぶ中に山肌を見せていた。すでに14時半を回っていたので、苔花台までと決めて歩き出す。名残ヶ原を過ぎればようやく鮮やかな紅葉(黄葉)の山肌が見えてくる。すぐに苔花台に出て昭和湖方面は通行止め。産沼コースの小湿原と奥の山肌は、やや早いものの鮮やかさを見せていた。雲が切れて陽射しが降り注ぐまで待って写真を撮ったら引き返す。賽の河原からゆげ山の横を抜けて須川温泉に戻った。

須川温泉に戻り、「栗駒山荘」のお風呂に浸かる。硫黄の香り漂うお湯は、いつ入っても気持ちいい。宮城県側の駒の湯温泉のマイルドなお湯に対し、こちらは、火山の鼓動を感じさせる生まれたばかりの強酸性のお湯だ。麓から1時間半程度で行ける山腹に、これだけ素晴らしい温泉があるのは幸せなこと。しかし、あと1ヶ月も経てば雪が降り始めて冬季閉鎖を迎える。



名残ヶ原を見渡す



湿原を行く



湿原を縁取る林と栗駒山本峰



苔花台の紅葉の斜面



賽の河原付近から剣岳



今回は、山歩きというにはあまりにも歩いた距離が短いものの、素晴らしい紅葉を目にしたのでレポに入れることにした。これを書いている今、大雨を降らせた台風19号が過ぎ去って、栗駒山の山頂周辺の紅葉はすっかり散ってしまった。山腹のブナの黄葉は大丈夫だろうか?今シーズンはなかなか週末にも時間がとれない中、なんとかブナの黄葉に会いに行きたい。

2019.10.17. by TAKASKE

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