達居森(262m)、2019年04月14日(日)、天候:晴ときどき曇

コース:牛野ダム(登山口駐車場)−新登山道−合流点−達居森山頂−分岐点−旧登山道−牛野ダム

満開のカタクリが出迎えてくれた。

七ツ森にほど近い低山である達居森(たっこもり)に早春の花を愛でに行った。丁度カタクリの花が満開を迎えていた。残雪の船形山の展望も印象的だった。

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コロコロ日替わりで変わる天気。暑さ寒さも日替わりで、桜の開花も読みにくい中、絶好の天気の週末が巡ってきた。午後から仙台で用事があるので、早めに家を出てカタクリ咲く低山の達居森を目指す。大衡村の牛野ダム近くの登山口に車を止めて登りだす。春の陽射しが降り注ぐ中、芽吹きが始まった自然林に囲まれた登山道を登ればカタクリが現われる。スミレやセリバオウレンなども見られるが、カタクリのピンクが一際目に鮮やかだ。斜面には所々で群落を作っている。新登山道を登り詰めれば、旧登山道との合流点を過ぎて山頂へ。山頂付近のクロモジの花が可愛らしい。木の間越しからは残雪の船形山が望めた。白く輝く残雪がまさに船を伏せたような姿であった。

下りは旧登山道を経由する。分岐を過ぎて下れば間もなくカタクリの群落が現われた。足元付近にも数多く咲いている。久々に装着するのは「アングルファインダー」。カタクリの花の中心にあるギザギザの桜模様を撮ったり、逆光に輝く群落を撮ったりする。足元をビッシリと埋め尽くすカタクリの群落。二人で何度も足を止めて撮影を続けた。時々陽射しが翳ったのは惜しいが、その後で陽射しが戻ってくると群落全体、斜面全体がパッとピンク色の光に包まれた。カタクリの群落は一旦消えても再び現れて、最後まで愉しむことができた。




芽吹きが始まったばかり



カタクリが登場



スミレも至る所に咲く



クロモジが咲いていた



可愛らしいクロモジの花



タテハチョウが羽を休めていた



七ツ森が間近に望めた



残雪の船形山は船を伏せた姿



カタクリの姿を眺めながら下る


アングルファインダー越しの姿


群落が至る所に見られた


陽射しに輝くカタクリの群落


斜面にもビッシリ


コガネネコノメソウ
 


キクザキイチゲ


噂に聞いていた達居森のカタクリ。見事な群落だった。しかも、最盛期の姿を見ることができた。秋田県の仙北市西木町や、岩手県の西和賀町などの密度と規模には及ばないが、宮城県ではここまでの群落は初めてだ。

残雪の船形山も印象的だった。陽射しあふれる春の山歩きは楽しい。年々落ちていく体力のせいか、高々260mの山なのに、仙台で用事を済ませて帰宅したところで、どっと疲れが出てしまった。やっぱり二人には定期的な山歩きが必要だった。

2019.04.19. by TAKASKE

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