七ツ森(鎌倉山)2018年11月11日(日)、天候:晴ときどき曇

コース:町道出合駐車場−七ツ森湖畔−鎌倉山−遂倉山との鞍部−町道側登山口−町道出合駐車場

自然林の中を行く

晩秋の低山歩きとして、今年も七ツ森を歩いた。3年前とほぼ同じルートを歩いたが、陽射しは翳り気味ではあったものの時折光が射し込めば、自然林が鮮やかに浮かび上がった。

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自然林の多い低山として、宮城県では貴重な存在の七ツ森、春に咲く花々と秋の紅葉には足が向く。今日はMackeyを連れて一緒に歩く。コース取りによって楽々だったりハードだったりと、バリエーションも豊富な山歩きが選択できる。町道出合駐車場に車を止めて歩き出す。雲が流れて陽射しは翳り気味で風もやや強いが、パッと射し込む陽射しに山肌が浮かび上がる。鎌倉山に向けて樹林帯に分け入る。浅い谷に沿って歩き、小さな峠に差し掛かるあたりがキツネノカミソリ広場と呼ばれる場所のようで、ここから尾根筋に登れば急登は大したことなく山頂が近づくにつれてカエデの赤が目立つようになってきた。

鎌倉山頂で一休みして遂倉山との鞍部へ向けて下る。木々の間から遂倉山が浮かび上がる。時折陽射しで山肌が輝き、奥に大崎平野がチラッと見える。風が強くなってきて遂倉山との鞍部まで下りたところで他のピークはあきらめることにする。鞍部でのんびり昼食をとって、そこから町道側の登山口へ下る。このルートは春にニリンソウが見事だったところだが、紅葉はそれほどでもなく、スラッと背の高いケヤキが涸れ沢沿いに何本も現れる。あっという間に登山口に出ると、あとは鎌倉山の山肌を見ながら町道出合駐車場へ歩くのみ。相変わらず陽射しが降り注ぐ時間が短いが、パッと輝く山肌は本当に鮮やかだった。

2時間とちょっとの山歩きだった。駐車場に戻ったら、七ツ森湖を渡って"Caffe Decoy"に入る。お洒落な建物でアップルパイが美味しかった。七ツ森周辺には個性的なお店も多く、エリアを一層魅力的なものにしている。



七ツ森湖畔から笹倉山を望む
(雲が流れる)



斜面は鮮やかな色



雑木林に分け入る



鎌倉山への道



鎌倉山の山頂付近



遂倉山が浮かび上がる



涸れ沢沿いのケヤキの高木



町道側登山口からの鎌倉山



町道に架かる七ツ森のアーチ 


Caffe Decoy
   


前回の山歩きの栗駒山から3週間、東北の秋は駆け足で過ぎて行く。平地から低山にかけて一斉に染まるまさに”最後の輝きの季節”を愉しんだ。やはり自然林の中を歩くのは気持ちいい。七ツ森はまさに絶好の山である。今回、個々の木というよりは、樹林帯と山肌の全体的な染まり方が印象的だった。ちょっと残念だったのは、ナラ枯れの被害が目立っていたこと。今年の猛暑の影響か。今や日本の山の全体の問題である。

七ツ森に今度は、また春の花を求めて訪れたい。

2018.11.17. by TAKASKE

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