栗駒山(世界谷地)、2016年05月15日(日)、天候:晴
コース:世界谷地入口駐車場−世界谷地第一湿原−世界谷地第二湿原入口(往復)
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世界谷地第一湿原から快晴の栗駒山を仰ぐ |
栗駒山の中腹にある世界谷地第一湿原と、周辺のブナ林を歩いて新緑を愉しんだ。春の光が降り注ぎ、湿原は周辺の樹林が萌黄色に染まり、林間を歩けばグリーンシャワーを浴び続けた。
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朝、水が張られた田んぼを撮影しに出掛ける。風が止んだ田んぼは鏡のように青空と栗駒山を映し出していた。例年より雪が少なかったせいか、この時期にしては駒姿がくっきりとしている。やっぱり行くことにしよう・・・用事を済ませ、昼前に家を出る。新緑の山を目指して車を走らせた。世界谷地入口の駐車場に車を停めて歩き出す。今年はまだ本格的に歩いていないせいか、ちょっとの登りで息が上がる。それでも、ブナの二次林に入ると、若葉を透して日の光が降り注いだ。グリーンシャワーとはこのことだ。足元にはスミレなどの小さな花が咲いていた。
世界谷地第一湿原の手前でムラサキヤシオを見る。よく見るとそこかしこに花をつけていた。この辺りにこんなに咲いていたのか、と思う。湿原は明るい光に包まれているが、こちらはまだまだ枯草色が勝っていた。栗駒山は全貌を惜しげもなく見せている。大地森の奥に駒姿の上半身が見て取れた。湿原を縁取る林は萌えるような黄緑色。その黄緑色の奥に大地森が、新緑のブナを纏っている。大地森の頂上のあたりはまだ芽吹きが始まっていない。グラデーションも見て取れた。
第一湿原を後にして、第二湿原方面へと歩く。足元には様々な春の花が目を愉しませてくれる。そして、見上げれば新緑の木々。やがて2ヶ所の第二湿原入口を過ぎればブナの幹も太くなってくる。しかし、今日はこの辺で無理をせずに引き返す。出来れば「ブナ爺」と呼んでいる老木の辺りまで行きたかったけどね。十分に新緑に癒された。それだけでいい。ゆっくりと駐車場へ戻った。春になって営業を再開した駒の湯に立ち寄る。少しのお手伝いをしてから、硫黄の香る湯に浸かってから、山を下りた。
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絶好の日和の中で新緑を愉しんだ。散策程度の山歩きではあったが、新緑の山に癒された。出掛けてよかった・・・心底思えた休日であった。
2016.05.24. by TAKASKE
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