七ツ森(鎌倉山;313m)2015年11月7日(土)、天候:曇

コース:町道出合駐車場−七ツ森湖畔−鎌倉山−遂倉山との鞍部−町道側登山口−町道出合駐車場

鎌倉山山頂付近で見事なカエデの紅葉
(京都の庭園ではありません)

七ツ森の一峰である鎌倉山を歩いた。曇天で光は射しこまなかったが、赤や黄色に鮮やかに染まる自然林を終始歩く道で、大満足の低山ハイクとなった。

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紅葉は低山や平地に移ってきた 。七ツ森は自然林が豊富で、見事な紅葉が見られるだろう。Mackeyは膝を痛めてから初めて栗駒山を登ったので、今回は多少登り応えのある山を歩いてみることにする。七ツ森はまさにうってつけの山だ。七ツ森湖畔に出ると、朝方晴れていたのにすっかり曇り空になって、最高峰の笹倉山も霞んでしまっていた。今回は、比較的登り易かった記憶のある鎌倉山を歩き、余裕があれば遂倉山も登ろう。

駐車場に車を置き歩き出す。しばし湖畔を歩き、鎌倉山へと踏み入れるとすぐに赤や黄色に染まる自然林が展開する。縦走コースから鎌倉山への登りに折れればあっという間に急登がスタートする。Mackeyに先を譲り、染まる斜面を撮影しながらゆっくりと登る。時折ロープを交えた急登だが、ロープがない方がかえって登りやすい気がする。上に行けば行くほど、ツツジ科やカエデの紅葉が目立ってくる。ゴヨウツツジ(シロヤシオ)の葉も認識され、彩が一層豊かな雑木林となる。別の登山道と合流すれば、勾配が幾分緩やかになってほどなく鎌倉山の頂に着いた。薬師像が印象的な山頂だ。

鎌倉山の頂を後にして下りに入ると、ここでも赤や黄色に染まっている。足元にも落ち葉が敷き詰められた中、やがて急坂となる。落ち葉の中に浮石があったりしてかなり気を遣う。Mackeyにとっては膝を怪我してから初めての急坂の下りで一歩一歩慎重に足を運ぶ。樹間に遂倉山を見ながら下り続け見事なケヤキの大木が見えてくると、下り坂は程なく終わって遂倉山との鞍部に下りた。ここで昼食をとって、さて目の前の遂倉山に登ろうかと思ったが、空が少し暗くなってきたので雨が降るかもということで下山することにした。

鎌倉山と遂倉山との間の谷間を涸れ沢沿いに緩く下り続ければ、沢筋が向きを変えて地図上ではたがら森との谷間を行く。これも長くは続かず目の前がパッと開けて町道側の登山口はすぐそこにあった。振り返る鎌倉山の山肌は陽の光こそないものの鮮やかに染まっていた。駐車場までは歩いて200mほどであった。帰りに笹倉山の登山口近くにあるカフェに寄った。七ツ森のエリア一帯は不思議な雰囲気を持っており、個性的なカフェも多いことがわかった。自然林にも恵まれた山域で、今度は笹倉山にも登ってみたい。




七ツ森湖と笹倉山



自然林に入る



鎌倉山への登り



尾根の急登を行く



低木の紅葉(ツツジ科?)



ゴヨウツツジも見られた 



これもツツジ科?



カエデの紅葉も目立ってくる



鎌倉山頂の薬師像



遂倉山方面へ下る

 

見事なケヤキの木
※Mackey撮影



鞍部より遂倉山への登路



下山地点
(左からたがら森、遂倉山、鎌倉山)

     


陽射しはなかったものの紅葉の低山ハイクを愉しむことができた。自然度が高いこの山域には数多くの魅力が詰まっていることが再認識できた。カタクリやイワウチワの花に彩られる春にももう一度歩いてみたい。Mackeyは初めての七ツ森であったが、急坂も無事にクリアし、個性的なカフェも多くあるこのエリアそのものが気に入ってしまったようである。

2015.11.08. by TAKASKE

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