栗駒山(1,626m)2015年9月23日(水)、天候:晴

コース:須川温泉−名残ヶ原−昭和湖−天狗平−栗駒山頂(往復)

天狗平間近、見上げる紅葉の斜面
(Mackey撮影)

秋の栗駒山、今回は須川コースより登った。昭和湖から上が紅葉の見頃で、快晴の空の下で大満足の登山となった。例年より10日前後も早い紅葉の見頃だったが、うまく時期を合わせて登ることができた。

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今回はMackeyの友達2名が東京からやってきた 。元々、シルバーウィークのこの時期に設定していたのだが、早くも紅葉が見頃との連絡を地元の人から受ける。前日は世界谷地に案内し、いわかがみ平まで行き、染まり具合をこの目で確かめる。ゲスト2名も期待ワクワクの表情だ。その後、日帰り温泉再開間近の駒の湯に足を運んだ。硫黄の香りが見事な湯小屋をのぞかせてもらった。翌朝、霧が残る中を出発する。国道398号線に入り、湯浜峠を越えて須川温泉へ。紅葉が早かったためか、駐車場は空いていた。

Mackeyは膝の靭帯を切って以来、初めて栗駒山の頂に立つ。標高差500mをなんとかクリアーして欲しいものだ。雨が多かったせいでぬかるんだ道を行く。名残ヶ原はまだ染まり始めで、ゆっくりゆっくりと登って昭和湖へ。昭和湖はこの日も硫黄の匂いを強く立たせていた。そこから少し急になった坂を慎重に登る。展望が開けると目に鮮やかな栗駒山の北斜面が飛び込んで来て、写真タイムの連続となる。須川コースを登った中では一番見事な紅葉の景色となった。山頂の雑踏を避けて天狗平で食事をとってから山頂を目指す。背後に天馬尾根、北側に須川温泉と剣岳に昭和湖、そして宮城県側の斜面の紅葉も目に入り、まさに欲しいままの展望が得られた。

ゲストさん2名も、この光景を初めて見ることができて大満足である。1人は2年前にも栗駒山に登ろうと来たにもかかわらず風雨で撤退した苦い思い出があったから。紅葉の時期が早まったお蔭で最高の景色に出会うことができた。やはり、山の紅葉の景色としては、日本一と言っても過言ではない。さてさて、Mackeyにとっては後半の下りが緊張の時間だ。行き以上に慎重に足を運ぶ。とにかくゆっくり、ゆっくり、と時間を掛ける。太陽の位置が変化して、山肌の光の当たり方も変わっていた。名残ヶ原から振り返る栗駒山の景色に名残惜しさを感じる。一歩一歩慎重に足を運んでようやく須川温泉に着いた頃には、夕方の気配が漂っていた。




湯浜峠は色づき始め



昭和湖



紅葉の斜面が広がった



赤、黄、緑の絨毯



天狗岩と紅葉



青空にドウダンツツジの紅葉



天狗平から山頂へと向かう



背後に天馬尾根
(Mackey撮影)



宮城県側の斜面が視界に入る
(中央コースが染まっている)

 

外輪山と中央火口丘の地形
(Mackey撮影)

 

名残ヶ原まで下りてくる
(本当に名残惜しい時間だ)

 


元々、この日に計画していた栗駒山登山で思いがけず紅葉のピークに出会うことができた。東京からのゲストにも最高のプレゼントとなった。Mackeyは時間を掛けながらも、膝を負傷後に初めて栗駒山の山頂を踏むことができた。まだまだ本調子には程遠いが、標高差500mほどの比較的緩いコースであれば歩ける見通しが得られた。栗駒山はこれからは中腹のブナの黄葉の季節に移る。是非、ブナ黄葉の山歩きを愉しみたい。

2015.09.27. by TAKASKE

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