七ツ森(撫倉山;359m)2014年11月9日(日)、天候:曇り

コース:信楽寺跡駐車場−(七ツ森自然遊歩道)−おどろき展望台−撫倉山山頂(往復)

撫倉山山頂の薬師如来像
(眼下に仙台平野が広がる)

名残の紅葉を見に七ツ森を歩いた。撫倉山の1座を登っただけであったが、仙台平野や笹倉山などの展望が得られた。信仰が根付き、比較的自然度の高い低山であったため、紅葉の最盛期や新緑の時期に再び歩いてみたいと思った。

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今日は地元の山仲間との山行。神室山以来だが、地元とは言っても七ツ森には登ったことがないというので、私の方から誘った。残念ながら曇り空の出発となったが、七ツ森自然遊歩道に入れば赤や黄色の葉をつけた雑木林が広がった。おどろき展望台(という名は帰ってから知った)までトラバース気味のルートが続き、ここから最高峰の撫倉山を目指す。去年の春に3つのピークを歩いたがいずれも急登を喘ぎながらで、覚悟を固めての最高峰への登りとなる。

これからが本番と思いながら少しずつ斜度を増した登りを詰めていくと、やがて斜度が緩くなってきた。意外と大したアルバイトもなく撫倉山の山頂に立つ。眼下には松倉山が紅葉の山肌を見せていたが、その奥には仙台平野の広がりが見て取れた。曇り空で仙台市中心部のビル群は見えず。しかし、隣の大倉山や背後の笹倉山も染まっていて、天気がよかったらどれだけ輝いていたのだろう、と想像させるほどであった。

山頂は寒いので長居はせず、食事もとらずに下山にかかる。ひたすら来た道を下り続ける。昼前なので登ってくる人がいる。おじさん2人組は、朝一番に笹倉山に登ってからこちらにやってきたという。何てこった。笹倉山は伐採作業のため入山禁止だと思っていた。知っていたらこちらのピークも踏んでいたのに・・・。まあ、今日はこれから天気が悪くなるので、無理をせずに予定通り登山口に戻る。おどろき展望台まで下りて、七ツ森自然遊歩道を少しずつ下って登山口に着いた。2時間半程度の短い山歩きだったが、登山口にあるカフェが気になる存在。入ってみたところ、民家風で庭に花が数多く咲くなかなか素敵なカフェだった。次に七ツ森を歩く機会があれば、また入ろう。



松倉山を見ながら山に入る



色づきを残す自然林が展開する



このアザミの種類は?



山頂から松倉山を見下ろす


 
反対側には笹倉山がのぞく



染まる樹林帯を下る



ムラサキシキブの実



淡く染まるハウチワカエデ



民家風の好ましいカフェ

     


2度目の七ツ森は、紅葉の季節に歩いたが、期待通りの素晴らしい景色に出会えた。残念だったのは天候。晴れていれば更に素敵な景色を味わうことが出来ただろう。それにしても本当に魅力な低山群だ。次は新緑の時期に歩いてみようか。七ツ森の「兄貴分」的存在の笹倉山にも登ってみたい。そして、晴れた撫倉山の山頂からのんびりと景色を眺めてみたい。

2014.11.18. by TAKASKE

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