吾妻小富士(1707m)2014年09月23日(火)、天候:曇りときどき晴れ

コース:浄土平−吾妻小富士山頂(お鉢めぐり)

吾妻小富士の山頂からお鉢と一切経山を望む

観光ドライブの途中で、磐梯吾妻スカイラインを走る。浄土平から吾妻小富士のお鉢めぐりを愉しんだ。火山地形の妙味と染まり始めた高原が印象的だった。

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今回は完全なる観光旅行。2泊3日で初日は米沢に泊まり、次いで高湯温泉に泊まった。最終日、磐梯吾妻スカイラインを車で登って行けば、硫黄臭が漂う浄土平に着いた。Mackeyはやはり膝の状態が良くないので山歩きは裏岩手以来ご無沙汰だったが、標高差100m程度のお鉢めぐりに連れ出す。浄土平から見ると小山のようだが、高湯側からの道中で見た姿は見事なコニーデである。

お鉢の縁に立つと、立派な噴火口と浄土平の湿原と噴煙を上げる一切経山が印象的な景観が展開する。浄土平の奥には標高1974mの東吾妻山が丸く、そして気高く聳えていた。Mackeyはスマホのパノラマ撮影でこのジオラマのような景色を撮っている。お鉢もパノラマ撮影でようやく収まるほど大きい。吾妻小富士の山頂はお鉢の奥にあって、登りついたこちら側から一段高い場所にあり、意外と手強いかと思わせたが、緩い登りとなるような左回りに行けば、思ったほどではなかった。

浄土平に戻ったら、湿原の入り口だけ見て車に戻る。湿原は染まり始めで、エゾオヤマリンドウが所々に咲いていた。車に戻ってスカイラインを行けば、安達太良山と磐梯山の景色も見ることができた。爽やかな秋の山岳風景を愉しむ一コマとなった。



浄土平駐車場にて



浄土平湿原と東吾妻山



浄土平と一切経山
(Mackeyがスマホでパノラマ撮影)



お鉢を背景に
(Mackeyがスマホでパノラマ撮影)


 
お鉢の底を見下ろす



福島盆地が見えてきた



咲き残るヤマハハコ



浄土平湿原は染まり始め



浄土平から吾妻小富士のお鉢めぐりはベタな観光ルート。老若男女こぞって登ってくる。今回は完全なる旅行だが、山歩きとして、東吾妻や一切経山、五色沼、更には西吾妻までの縦走など、魅力に満ちた山域であることがこの目でわかった・・・
今、こうしてレポを書いていたところ、木曽御嶽山が噴火したとの情報が入った。折からの紅葉登山でにぎわっていた晴天の山の風景が暗転した。負傷者も出ているとの事で心配だ。活火山に登るということは、このようなことが十分にあり得ることを見せつけられた。これ以上負傷者が出ないことを、そして死者が出ないことを祈るばかりである。(残念ながら死者が出てしまいました。合掌)

今回の旅行では、全部で6ヶ所の温泉に入った。赤湯温泉(足湯)、小野川温泉、姥湯温泉、滑川温泉、高湯温泉(宿泊)、鷲倉温泉。個性的で素晴らしい泉質を数多く堪能した。帰りは福島市内の産直でフルーツをたくさん買ってから高速に入った。

2014.09.28. by TAKASKE

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