栗駒山(世界谷地)2013年5月18日(土)、天候:晴

コース:世界谷地駐車場−世界谷地第一湿原−世界谷地第二湿原分岐−(往復)

湿原の奥に新緑の樹林帯と残雪の栗駒山
(左のピークは大地森) 

今年も新緑の栗駒山中腹を歩いた。今回は世界谷地第一湿原から残雪の栗駒山がくっきりと望めたほか、樹林帯は緑の光に包まれていた。

※写真はすべてクリックすると別窓で拡大表示されます。


今年も湿原は春の陽射しに包まれているのだろう、ブナは若葉を光らせているのだろうか。この時期になると気になってくる。丁度足慣らしにと、”必然的に”世界谷地に足が向かう。気付けば3年連続だった。山麓は丁度田植えの時期で、聳える栗駒山も残雪が駒形を描き始めた。右端には「種まき坊主」も現われていた。(雪形の解説は、こちら

世界谷地第一湿原からは残雪の栗駒山本峰がくっきりと望むことができた。山すそにはブナが新緑を光らせていた。新緑の中にポツン、ポツンと山桜が今を盛りと花をつけていた。樹林帯に入り第二湿原の入り口を過ぎて深いブナ林へ。今回は変則十字路までは行かずに、手前の小さな沢で引き返す。樹林帯はまさに”緑のシャワー”が降り注いでいた。

駐車場に戻って車でイワカガミ平まで登ってみる。翌日に山開きを控えた登山口は駐車場に残った雪から、水が勢いよくしみだしていた。中腹のブナは標高に応じて染まり具合を異にしていた。(ただし、光の当たり具合でいい写真は撮れず)



山麓は田植え真っ盛り



陽射し降り注ぐ湿原



今年は残雪の栗駒山がくっきり



山桜は今が盛り 



ムシカリは咲き始め



林床はエンレイソウが目立つ



ブナ林は青空に新緑が映える



緑の光に包まれる樹林



カエデの若葉



イワカガミ平は雪解け中



ハイルザームから栗駒山を仰ぐ

 


今年は、一昨年、去年とはまた違った表情を見ることができた。やはり新緑の時期に世界谷地を歩けるのは、清々しさを満喫できて素晴らしい。

それにしても、今年の春は変な天候だった。4月上旬の”爆弾低気圧”以降、日本列島への寒気の流れ込みが強く、それまで順調だった春の歩みが急に鈍くなった。去年よりも早く進んでいた春が、ここに来て遅れるようになってきた。ようやく春が歩みを速めてきたが、気圧配置は一気に春を通り過ぎて夏へと向かおうとしている。もう少し長い間春を楽しみたいものだ。

2013.05.19. by TAKASKE

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送