鳴子温泉(潟沼スノーシューイングツアー)2013年2月3日(日)、天候:晴れときどき雪

コース:湯めぐり駐車場−潟沼(往復)

凍結した潟沼の雪原と外輪山

2013年初の山行は、スノーシューのミニツアー。2時間半程度の足慣らしを兼ねたもの。締まった雪の道を登り、鳴子火山の火口湖を望んで引き返した。温泉街の裏庭のような場所は、所々に硫黄の香りが漂い、山歩きとは違う不思議なツアーになった。

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前の週末に計画してたものの、ドカ雪によりあきらめて、自宅の周りをスノーシューを履いて歩いた。あれから1週間、雪は少しずつ溶けて、土曜日は雨が降ったので雪は締まっているだろう。自宅を出たのは昼になっていた。鳴子温泉の湯めぐり駐車場(無料)に車を止めた。

そこから潟沼を示す指導標にしたがって坂道を上がる。硫黄の香りが漂う温泉街の裏道をズンズン登る。住宅が途切れたところで左に曲がりなおもズンズン登れば、車道の除雪区間の終点に着き、ここからスノーシューを履いて歩き出す。古いスノーシューの踏み跡(つぼ足かも?)が一人分残っているが、1週間前に歩いたのかな?カーブの続く車道を登り続けて林間を詰めたところで分岐点に出て、右折して400m進んだところが潟沼であった。

潟沼に着いたときには雪雲が流れてきて、時折地吹雪状態となる。潟沼の周囲に小高い山が点々としており、硫黄の臭いも漂って、「鳴子火山」を実感する。間近に胡桃ヶ岳がどーんと聳えており、結構斜度もあるのでスノーシューで行くのはハードかな。周回ルートで駐車場に下山することも出来たが、距離がやや長いので来た道を戻ることにする。天候が回復し、花渕山がくっきりと見えるようになった。

除雪区間の終点に着いて再びスノーシューを外して登山靴で歩く。来たときに雪が溶けかけて水が流れていた路面が凍結していて少し緊張したが、無事に駐車場に戻った。15時半、車の中で少し遅い昼食をとり、その後、中山平温泉の「しんとろの湯」で汗を流す。ここの温泉は気に入っている。



鳴子の住宅地を抜けて登る



除雪されていない道を登り続ける



時折青空ものぞく



潟沼の畔に立つ



温泉街へと引き返す
(花渕山が姿を現した) 

 

 

 


宮城県に越してきてから何度となく鳴子温泉に行っているが、昨シーズンに一度スキーに行ったことを除いて初めての山歩きとなった。温泉街が近いのは箱根と似ているが、温泉の迫力や雪の多さでは箱根の上を行く。(箱根が勝ってるのは広さと展望の雄大さであろうか・・・)

今回は往復で3.6kmと短めであったが、行きたい場所はまだたくさんある。宮城蔵王、岩手の鞍掛山、栗駒山の世界谷地など、まだまだスノーシューで歩きたいエリアは多い。東北の冬は寒いけど、愉しまないとね。

今回の山歩きでは、潟沼と花渕山の姿が印象的であった。潟沼は紅葉の時期に、花渕山はシロヤシオの初夏に歩いてみたいと思った。

2013.02.06. by TAKASKE

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