徳仙丈山(711m)201206月02日(日)、天候:晴れ

コース:本吉側登山口駐車場−(尾根コース)−徳仙丈山頂−(のんびりコース)−本吉側登山口駐車場

ツツジに染まる斜面

徳仙丈山は気仙沼市の低山でツツジの名所。咲き誇るヤマツツジとレンゲツツジの中を歩いた。春の季節を締めくくる目に鮮やかな山歩きを楽しんだ。

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北上山系の南部は標高1,000mに満たない緩やかな高原状の山々が続き、そのままリアス式海岸となって太平洋に没している。岩手県と宮城県の県境周辺の山は5月下旬から6月上旬にかけて、満開のヤマツツジに彩られるという。そこで、気仙沼市にある徳仙丈山に登ることにした。

初夏の陽射しの中、本吉側から登山口に向かうと、狭い山道の中、対向車と頻繁にすれ違う。この山の人気のほどがうかがえる。登山口の駐車場は順番待ちで、下山の車が出たところに1台ずつ入る状態だ。この日はゆっくり出てきたので登り始めは午前11時を回った。

駐車場の周囲からヤマツツジが群生している。その中、尾根コースを選ぶといきなりの直登が始まるが、すぐに終わった。あとはツツジの稜線をのんびりと歩く。時折、展望が開けて、ツツジに染まる斜面や本吉方面が見える。海の方からは雲が押し寄せてきているため、町や海岸線は見えない。やがて、徳仙丈山の山頂が見渡せる場所に着く。ツツジに染まる斜面が一段と目に鮮やかだ。

一旦鞍部に下りて、出店の横を抜けてから、一旦気仙沼登山口へ向かい、十二曲がりのルートから山頂に立つ。この十二曲がりの道が新緑のシャワーで、ツツジも色鮮やかで良かった。山頂からは本吉方面と、北側の室根山に続く山のうねりを見ることが出来た。

山頂を後にして、鞍部に下ったところで、出店の誘惑に負ける。下山後に気仙沼の町でお寿司を食べる計画だが、焼き鳥と団子汁を頂いた。そのあと、のんびりコースで下山する。こちらも新緑の中に咲き乱れる生きのよいツツジを見ることができた。二人で写真を撮りながらのんびりと歩いて、下山は午後2時になった。



ウマノアシガタ(キンポウゲ)



早速ヤマツツジが満開



山頂周囲は一段と鮮やか



満開のヤマツツジを前景に



紅白の競演
(白はヤマナシの花?)



緑鮮やかな中に咲く 



遠く室根山も見えた



こちらはレンゲツツジ



本吉方面の展望
(海は見えず)



新緑の林にも光が届く



樹林の切れ目




見事なツツジの山だった。関西にいたとき毎年のように大和葛城山に登りたいと思いながら実現しなかった。ここ徳仙丈山は50万本のツツジが咲くというので、大和葛城山の半分の規模のようだが、これだけの密度のツツジの山は初めてで、十分に満足できた。

まだまだ身体が鈍っている中、この程度の山歩きでは体力維持にもならないが、6月からは梅雨の晴れ間を使って少しでも山歩きをする機会を作りたい。今年は東北の山を満喫したい。

2012.06.10. by TAKASKE

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