宮城蔵王(野鳥の森スノーシューイングツアー)201202月19日(日)、天候:雪

コース:ことりハウス−コゲラコース−ホオジロコース−ことりハウス

雪の林間、シュプールを辿って歩く

今シーズン2度目のスノーシューイングツアーは宮城蔵王。雪の降る中、3時間余りの林間コースを歩いた。

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青空の下で樹氷のモンスターと展望を、そんな淡い期待を抱いて宮城蔵王を目指す。が、やはり連峰は厚い雪雲を被っていた。そこで、多少軽めの中腹にある「野鳥の森」に行き先を変更する。「ことりハウス」で地図をゲットする。

コゲラコースを歩き始めると、標高の低い樹林帯にはアカマツ林が広がっていた。そこを抜けて少しずつ高度を上げれば、コナラなどの雑木林が広がっている。雪がシンシンと降りしきる。強い雪ではなく、木々はうっすらと雪を被る程度。メジロコースからオオルリコースに入り標高を上げればブナ林に行けるというので、メジロコース分岐点でトライする。しかし、最初の上り坂で我がスノーシューはスタックし、その場でジタバタジタバタ・・・結局メジロコースはあきらめて、ホオジロコースを経由して引き返すことにした。

50cmほどの雪を被った東屋の下で昼食を摂る。そこからはしばらく平らな林間コースが続き、クロカンスキーのシュプールを辿った。余り多くはないが、ウサギやリスの足跡も見られる。平坦な道が続きやがて、突き当りに出る。ホオジロコースはここで、右に折れる。ここで急にアップダウンの道に変化し、沢を2度、3度と渡る。徐々に高度を下げてきてアカマツ林になったところで再び右折。少し高度を戻すように登って行った。

ことりハウスは近いだろうと思ったが甘かった。ことりハウスの手前でやや深い沢(わさび沢)に出くわす。沢を木の橋で渡るが、前後に数十段の木の階段がある。雪の積もった木の階段を下るには、スノーシューを外すが、雪が厚く滑り落ちそう。木の階段以外に上流側に渡渉点を探すが、斜面が急で渡渉は無理。仕方なく戻り、分岐しているヤマガラコースを登って、登りついたコゲラコースに出てからことりハウスに辿り着いた。スタートから3時間半、思ったよりも歩いた。最後にどっと疲れが出た。



弱い雪が降りしきる



モノトーンの中を行く



メジロコースを行こうとして断念



大きな木、小さな木



雪の積もる東屋に入る



小動物の足跡もちらほら



巣箱も雪を被る 


青空に雄大な展望を期待して宮城蔵王を目指したが、代替案の野鳥の森。今回はブナ林もかなわず少し残念だった。前回の泉ヶ岳ほどのロングコースではなかったが、意外と小刻みなアップダウンもあって、まずまず楽しめた(最後のわさび沢からの引き返しなど、ハプニングもあってよかった)。あと1,2回は今シーズン歩きたいな。

野鳥の森の案内は、こちら

2012.03.11. by TAKASKE

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