錫杖ヶ岳(676m)、2010年12月05日(日)、天候:快晴

コース:加太向井登山口−柚之木峠−錫杖ヶ岳山頂(往復)

紅葉の残る錫杖湖を俯瞰する

伊勢と伊賀を分ける錫杖ヶ岳に登った。今回は加太からのルートを経て登頂。快晴の空の下、大展望が待っていた・・・

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この日はMackeyが用事で外出。1ヶ月前に御池岳で傷めた膝が完治していないので、単独で山に登れる(チャンス!)。といってもこちらも体力的に自信がないので、無理をしない。そんなときに手頃な山がこの錫杖ヶ岳だ。

今回は加太側より入山し、稜線を経て山頂に立つ。途中の柚之木峠までは、北斜面の暗い道で、ここまでは錫杖湖からのルートの方が好ましい。柚之木峠からの尾根伝いは、植林もあるが、なかなか変化に富んだ道である。山頂が近づくに従い斜度が増し、鎖とロープも現われて、ちょっとスパイスの効いた登りを通過する。さらに短い急登を登り切ったところが山頂だった。1時間20分程度の時間だった。

山頂からの展望は素晴らしい。前回も青空の下で展望を愉しんだが、今回は雲一つない快晴だ。やや霞みがかっているが、鈴鹿山脈から伊勢湾まで見渡せる。眼下の錫杖湖に落ち込む斜面には名残の紅葉が、逆光線を受けて輝いていた。初冬というよりは小春日和で暖かく、昼寝をしたくなる陽気だ。

こんな天気だから、続々と登山者が集まってきて、賑やかになってくる。地元の常連さん同士が山頂で偶然会ったりして、会話が弾んでいる。山頂の標示にクリスマス・リースを飾りに来たおばちゃんが色んな人たちに声を掛けていた。更には20人ほどの小学生の団体さんまで上がってきて大混雑になってきたので、山頂を後にした。

快晴の下、欲しいままの展望

御在所岳方面

眼下の稜線を眺める

錫杖湖の向こうに伊勢湾も

南西方向も快晴

地元の人が飾るクリスマス・リース


こんな陽気にはピッタリの山だ。高度感、展望が申し分ない。加太向井からのルートは、積雪があると登山口までの車のアプローチが大変だが、そんなときには、錫杖湖に回ればよい。また、是非登りたい。

今年は山行の回数が少なかった。これがおそらく最後の山行になるだろうが、来年はまた山を存分に楽しめたらいいな。

2010.12.11. by TAKASKE

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