経ヶ峰(819m)、2009年12月6日、天候:曇ときどき晴

コース:細野登山口−経ヶ峰山頂(往復)

経ヶ峰山頂から伊勢平野を望む

布引山系の経ヶ峰に登った。伊勢平野を眼下に望む山頂は展望満点であった。程よい足慣らしになった。

※写真はすべてクリックすると別窓で拡大表示されます。


そろそろ山歩きをしたいね、ということでどこにするか探していたところ、経ヶ峰という手頃な山が浮かび上がった。前から存在は知っていたが、今回初めて登る。国道163号線で新長野トンネルを抜けて、長野集落から細野登山口を目指した。

最初は植林帯の中の登りで、徐々に急登となってくる。じっとりと汗をかいた頃稜線に出る。自然林が出てきて、名残の紅葉も見られた。陽射しがなかなか差し込んで来ないのは、思惑が外れている。寒々とした道が続いた。登りは緩急を繰り返してやがて山頂が近づいてきた。スタートから1時間40分ほどで山頂に立った。

待っていたのは、遮るもののない山頂を吹き抜ける風である。これはたまらない。あずまやに逃げ込んで、お昼を食べる。そうこうしているうちに雲が切れてきて陽射しが降り注ぐようになる。食事を終えて写真タイム。何と言っても眼前に広がる伊勢平野が素晴らしい。

霞んでいて遠望はそれほど利かなかったが、地元のおじさんから展望の解説を聞く。南東の方角には、伊勢の朝熊ヶ岳も見える。西側のすぐ背後には青山高原がいつもと違って引き締まった角度で見えた。北には錫杖ヶ岳がギザギザの稜線をもたげているが、こちらよりも標高が150mほど低いため、見下ろす角度である。その奥には鈴鹿南部の山なみが見られた。ドライブで行く青山高原からの眺めにも似ていた。山頂一帯にはアセビの木が数多くあり、花の時期には見事だろう。

風が強いので、早々に下山にかかる。来た道をさっさと下る。陽射しの中、名残の紅葉が輝いていた。稜線を外れて植林に出たら、登山口の駐車場はあっという間だ。今年最後の山行になるかもしれない、ということで、今日はこの辺でいいかな。

指導標に導かれて登る

錫杖ヶ岳と鈴鹿南部の山々

眼下には名残の紅葉も見られた

経ヶ峰山頂を振り返る

木漏れ日と紅葉

紅葉の中を下る


これからの季節、陽射しと展望の山はいいものだ。ただ、この経ヶ峰はのんびりと過ごすには風が強すぎた。今度は、春のポカポカ陽気の中、アセビの花を愛でに登ってみたいと思った。

2009.12.22. by TAKASKE

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送