六甲・西お多福山(865m) 2006年9月24日 天候:晴れ

岡本駅−岡本八幡神社−山の神−打越峠−(住吉道)−西お多福山−極楽茶屋−(紅葉谷)−有馬温泉

電波塔の立つ西お多福山を目指す

週間予報とは当てにならないもので、週末には泊まりで氷ノ山にでも行こうと思っていたのだが、見合わせていた。しかし、土曜日はこれ以上ない快晴。日曜日も晴れが続く、というわけで身体も鈍っているしどこかへ行こうか、と決まったのが六甲・西お多福山。

岡本駅前のスタバで朝食をとって出発。神社を抜けてやがて山道に入ると、鬱蒼とした樹林帯に入る。ミンミンゼミが鳴いている。カラッとした暑さだが、やはり木陰に入れば涼しい。芦屋川からロックガーデンを経由する道は展望があるが、今回の道はひたすら樹林帯が続く。無理のない登りが続いて、山の神。更に登れば打越峠。

一旦下って、住吉川の上流に出る。ここはなかなか清々しい道で、沢の音に包まれて食事休憩したくなるが、出発が遅かったので西お多福山を目指すことにする。ここからはグイグイと高度を上げていく。前の週末に星田園地を歩いたので多少ましだが、身体が鈍っていることがよくわかった。

高度が上がって展望が利くようになってくる。六甲のいいところは、植林がほとんどないことだ。やがて行く手に電波塔の立つ西お多福山が見えてくる。「ブナの森」などと書かれた指導標があるけど、ブナなんかまったく見られない。ようやく斜度がゆるんできて、ひょっこり舗装道路に出た。

少し行けば車が行き交う道に出る。この道沿いにあるハイキングコースを通って極楽茶屋へ。途中の静かな場所で昼食をとった。再び歩き出して極楽茶屋に出る。ここから紅葉谷のルートを下って有馬温泉を目指す。

裏六甲は六甲山系の中にあっては山深さを感じさせる。紅葉谷もまた、自然度豊かな樹林帯が続く。下り始めて数分のところに大きなブナの木があった。六甲では貴重なブナ林だ。さすがに台高や芦生方面のブナとは比べるべくもないが、じっくりと眺めては写真を撮った。

沢沿いの道が続き、あたりはカエデの木が多い。もちろんまだ色付いていない。人もさほど多くなく、魚屋道のような賑やかさはない。徐々に高度を下げて行き、沢を左岸から右岸に渡る。更に高度を下げて行き、まだ先かな、と思っていたらひょっこりと舗装道路に出た。ロープウェイの駅を過ぎて有馬温泉の温泉街に出た。

今回は「金の湯」。紅い湯にどっぷりと浸かる。ちょっと熱い。表側から有馬温泉まで、やっぱり結構歩いた。心地よい疲れが身体中を満たしていた。やはり湯上がりに飲むビールは最高だった。

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