丹波地方・向山(591m)、2006年4月30日、天候:曇り

観音堂登山口−二の山−三の山−四の山−向山−五の山−蛙子峰−珪石山−分水界展望所−水分れ公園

二種類のツツジに彩られた素晴らしい山行であった(^^)v

例年、この時期は雪解けが進んで、琵琶湖周辺が花に彩られる頃であるが、この冬が雪が多かった上に、4月の気温が異常に低かった。琵琶湖方面は時期尚早でどこへ行こうかと考えた末、ヒカゲツツジが満開との情報をゲットして、今まで足を伸ばしたことのない兵庫県の丹波地方を目指すことにした。

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観音堂登山口からいきなりの急登が続く。またしても1ヶ月ほど山から遠ざかっていたので、すぐに心臓バクバクだ。そんな疲れは、すぐに現われたミツバツツジ(コバノミツバツツジ)で緩和された。

そこからはひたすらミツバツツジの中を登っていく。二の山、三の山と適度な間隔でピークを踏む。山肌もツツジに染まっているのがわかる。続いてヒカゲツツジも現われた。クリーム色の、包み込むような優しさをたたえる花。常緑樹でシャクナゲにも似た咲きっぷりである。

曇り空でありながら、時折薄日が差す天気。向山の山頂に近づくにつれてヒカゲツツジがますます増えて、トンネル状態だ。ミツバツツジも負けずと満開だ。ツツジに囲まれての食事を済ませて再び歩く。見事な競演のツツジロードが続く。遠望は利かないが、所々に現われる展望地からは、丹波地方ののどかな風景が広がっていた。

快適な稜線歩きが続き、珪石山で分岐。ここからは急な下りが続いた。最後の展望地、ここからは「日本で一番低い分水界」が望まれた。この盆地の左側が瀬戸内海へ、右側が日本海へと水が分かれている。下山したところが「水分れ公園」。100mにも満たない標高の分水界を眺めながら石生駅まで歩いた。

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普段は、どこにでもあるような低い”里山”であろう。しかし、二種類のツツジが咲き誇る中を歩き続け、幸せ一杯の気分にさせてくれた山行になった。

登山口付近で思わぬ風景に・・・

早速、ミツバツツジが現れた

急登の中、ミツバツツジが続く

山肌はミツバツツジで紫色

ミツバツツジのトンネル

ヒカゲツツジが現れた

ヒカゲツツジの咲く展望地

山頂付近はヒカゲツツジ満開

ミツバツツジも負けずに満開

下山ルートを行く

この花は?

日本一低い分水界を見下ろす

ここから水が分かれている

日本一低い中央分水界の説明

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