ポンポン山(加茂勢山)(679m)、2006年3月25日、天候:晴れ

出灰−尸陀寺跡−ポンポン山−リョウブの丘−森の案内所−金蔵寺−南春日

明るい京都西山の山並み

(右奥に愛宕山)

関西に来たときから、その名前もあって気になる存在であった。京都西山は比較的近いエリアにありながら、これまで踏んだことがなかった。

さて、登山口の出灰は大阪府内といえども、そこは深い山懐に抱かれて清々しさが漂う。出灰川に沿って車道を行けばやがて尸陀寺跡に出て登山道が始まった。彼岸を過ぎて陽射しも強さを増していた。着実に登っていく。稜線に出て、徐々に展望も効いてきた。北面の展望地からは、特徴的な愛宕山も見ることができた。

山頂は木が伐採されて、京都盆地から奈良盆地、生駒の山並みも見渡せた。聞けば違法伐採だとかで、興ざめだ。そこからはポンポン山の核心部を行く。北西稜を下り、リョウブの丘から続く大原野森林公園を行く。アカマツとアセビ、そしてまだ芽吹いていない落葉樹の林が続く。思いのほか長い道のりを行き、森の案内所まで来た。

余力があればイヌブナの森へ向けて山道を歩くことも考えたが、最短で車道を行く。ここにも東海自然歩道が現れた。最近、よく見掛ける。車道の方が楽だと思ったが、思いのほか歩かされる。足の裏が痛くなり、ようやく辿り着いたのは金蔵寺。素朴で雰囲気のある古刹だ。展望地から京都盆地を見下ろした。目を転じれば、傾いた陽射しに稜線がくっきりと浮かんでいた。そこから更に歩いて運動不足の身体に応えたが、すっかり春の陽射しに包まれて満足のゆく山行となった。

出灰の風景

自然林の中を登る

北西稜を下る

金蔵寺

金蔵寺より仰ぐ稜線

金蔵寺より京都盆地を望む

最後にポンポン山で見た福寿草の写真を掲載。群生地に入るには、事前に京都市の許可が必要。随分と手間をかけて管理していることがわかって、頭の下がる思いであった。

福寿草

福寿草の群落

春の陽射しを浴びて輝く

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