台高山脈・高見山(1249m)、2006年2月11日、天候:晴れ

高見登山口−小峠−杉谷平野分岐−高見山頂−杉谷平野分岐−高見平野

高見山の山頂一帯に広がる霧氷

関西に住んでいるからには一度は見て見たいと思っていた、台高山脈の北端の高見山に初めて登った。

12月から寒い冬が続いていたが、2月に入り寒さが緩んできた。この日は朝から快晴。登山口ではわずかに雪が見られる程度であったが、登るにつれて圧雪となり、やがてアイスバーンとなったのでアイゼンをつける。しかし、小峠から先で雪が消えて一旦アイゼンを外す。杉谷平野分岐からは再び雪が出てきてアイゼンを着ける。雪山の様相を呈してきた。

山頂が近づき、ようやく霧氷が出てきた。風が強く、木についた霧氷(エビのしっぽ)が風で飛ばされて降ってくる。山頂では見事な霧氷が残っていた。北側には室生火山群の特徴ある稜線が見える。一方、南側には重畳たる台高山脈が見えた。山頂付近のブナ林も規模は小さいものの見事な霧氷を纏っていた。

下山は杉谷平野分岐より平野方面へ。やがて雪は消えて単調な下りが続いた。歩き込んでいないため、余り踏ん張りが利かないまま惰性で下った。下山間近の展望地から見る高見山は見事な姿であった。久々に積雪の山歩きが楽しめた。それにしてもこの時期、霧氷目当てに関西の登山者が集中し、尋常ではない混雑ぶり。霧氷の印象とともに、遠く重畳たる台高山脈をいつしか歩きたいとの思いが募った山行であった。

積雪と霧氷の中、山頂へ

ブナの霧氷

奥に室生火山群を見る

エビのしっぽ

山頂にて

ブナの霧氷・その2

逆光に輝く霧氷

ブナの霧氷・その3

台高・明神山方面の山なみ

下山間近の展望地から高見山

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