陣馬山(857m)、2005年12月30日、天候:晴れ

陣馬高原下→(新登山道)→陣馬山頂→明王峠→与瀬神社→JR相模湖駅

相模湖と石老山を見ながら下る

年末、関東に帰省した。関東暮らしが長く、どうしても富士山が見たくなった。Mackeyはのんびりしていたいようだったが、僕の頭の中には富士山の景色が離れない。富士山さえ見られれば、望むものはない。そんなわけで陣馬山を目指すことにした。

今回は陣馬高原下から登り始める。車道を行けば、途中から新登山道が現れる。ここを登っていくと、やがて自然林の好ましい道に出る。青空と、陽射しに輝く無数の木の枝。富士山の期待が高まった。

山頂へ着く。お馴染みの白馬の像が出迎える。ところが期待していた富士山は、霞の向こう。三ツ峠すらぼんやりと見えるだけ。しかも、当てにしていた茶店も、年末の大掃除で閉まっていた。蕎麦でも食べようと思っていたので大きな誤算。

仕方ないのでほどなく山頂を後にして、ほぼ平坦な尾根道を東へ。明王峠から稜線を外れて南へ。人が少なく、なかなか自然度も高い下山路が続く。日陰にシモバシラを見つける。Mackeyは何度か見たことがあるそうだが、僕は初めて。そこを過ぎれば、やがて樹間越しに光を反射する相模湖が見えた。

後ろを振り向いた時だった。Mackeyがスローモーションのようにコケた。なんだ、またかよ。よく転ぶやっちゃ。と呆れて見ていたら、膝下がものすごい腫れようである。歩けることは歩けたが、内出血がひどいようだ。ゆっくりと下る。幸いなことに、かなり下ってからのアクシデントだったため、与瀬神社に着いて山道は終わった。

帰りの中央線の車内から西の方を見やれば、あれほど見えなかった富士山がシルエットで映し出されていた。しかし、Mackeyが苦痛に顔を歪めるようになった。最寄り駅で下車し、病院に直行した。

山頂が近づくと自然林になる

陽射しに輝く枝

ここを登りきると山頂だ

おなじみの白馬の像

期待した富士山は・・・

下山路で見掛けたシモバシラ

輝く相模湖目指して下る

与瀬神社

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