谷川岳 |
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上越国境の盟主として君臨する谷川岳は、花の名山でもあります。復活山行として手頃なプランを立てました。 | ||
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@期間 | 2003/8/3(日帰り) | |
A同行者 | なし | |
Bアプローチ | 行き:上越新幹線・上毛高原駅よりバスで谷川岳ロープウェイ、ロープウェイで天神平、さらにリフトで天神峠へ 帰り:天神平よりロープウェイ、谷川岳ロープウェイよりJR上越線・水上駅までバス |
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Cルート | 天神峠[1502m]−肩の広場−トマの耳[1963m]−オキの耳[1977m]−肩の広場−天神平[1310m] 最高点:谷川岳オキの耳・標高1977m,難易度:☆☆★★★ |
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D天候 | 晴 | |
E所要時間 | 約5時間(歩行+休憩時間) | |
Fポイント | ・新幹線で行けて、ロープウェイも掛けられている谷川岳。安直な気がして、足を向けることのなかった山を思い立ったのは、久々に高い山の雰囲気に浸りたいとの一心からでした。足首の捻挫と野暮用で、満足な山行から2ヶ月が遠ざかっていました。足の回復を試すには丁度よいプランです。 ・ロープウェイとリフトを乗り継いで1500mの天神峠に立てば、眼前に谷川岳の本峰が二つの耳を立てて聳えています。高ぶる気持ちを落ち着かせながら、ゆっくりとコースを歩き始めました。 ・ブナが混じる樹林帯を抜ければ、谷川岳から西に続く連峰が壁のように立ちはだかり、オジカ沢の頭と俎ーの岩壁が圧倒的な姿を見せていました。遅い梅雨明けが発表されたばかり、本格的な夏の太陽が容赦せず、体力の低下と相まってバテバテ状態になります。 ・それでも、忍の一字で少しずつ登っていけば、山頂の一角の「トマの耳」に着きました。人が多いのは仕方ないか。周囲は高山植物が咲き乱れています。「花の名山」の期待に違わぬ咲きっぷりでした。 ・すぐそこはスパッと切れ落ちた崖です。鞍部を挟んで「オキの耳」が聳え、そこから続く茂倉新道の尾根が土樽側へ緩やかに落ち込んでいます。一方、西黒尾根はものすごい急斜度で落ち込んでいました。西にはやはり谷川連峰の稜線が屏風を立てたように続いていました。 ・オキの耳へ行きます。この鞍部はものすごいお花畑で、写真を撮るのに時間がかかってしまいました。人が次々に通るので、撮影には気を遣いました。 ・オキの耳から覗き込んだ一ノ倉沢は、圧倒的な高度感。思わず足がすくみます。右側のマチガ沢もそれに負けないくらいすごい。こんなところで足を滑らせたら、助かる見込みはありません。 ・トマの耳へ引き返し、ザックを背負って下山にかかります。最初は急な下り坂が続き、足の運びが慎重になりました。この程度の急坂なら、慣れているはずですが、腰が引けてしまいました。 ・途中から渋滞につかまり、ゆっくりと歩いて、天神平の草原に出ました。このあたりのお花畑も見事で、のんびりと写真を撮ってから、ロープウェイに乗り込みました。意外と疲れがたまっていて、今回はこれで満足です。 |
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G総括 | ・久々の山登り、それだけで満足です。「花の名山」としての姿もこの目で見ることができました。人が多く、どちらかといえば「観光地的」な山ですが、踏む価値は十分にありました。次回に来るときは、茂倉新道を歩いて土樽に下りるか、西黒尾根を下山してみたいと思います。 ・本当に多くの花を見ることができました。ここに列挙します。(*印は秀逸) ・非対称山稜の形も見事でした。雪庇の崩落により削られた岩壁の姿に、凄みを感じました。これを見ると、現在の谷川岳も仮の姿なのだと実感させられました。 |
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H気付事項 | ・ロープウェイは田尻尾根の上を通ります。下るとき、この尾根に見事なブナが林立していることに気付きました。ここを通るだけでも満足度がアップしそうな気がしました。(体力があれば登り返して確認したかったなー) |
天神尾根より谷川岳本峰を仰ぐ |
オジカ沢の頭と俎ーの岩壁 |
トマの耳より茂倉新道の稜線 |
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オキの耳より一ノ倉沢を俯瞰する |
ヨツバヒヨドリ |
キオン |
ミヤマシシウド |
クルマユリ |
ジョウシュウアズマギク |
イブキジャコウソウ |
クモマニガナ |
タカネイブキボウフウ |
ミネウスユキソウ |
ハクサンオミナエシ |
クガイソウ |
オニシモツケ |
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