コマクサ
(駒草)
撮影日:2001年7月15日
山行:
八ヶ岳(6回目)
撮影場所:大ダルミ付近

横岳を過ぎて広い頂きの硫黄岳が目に入ると、それまでの岩稜から砂礫に様相が変わって途端にコマクサの群落となった。鮮やかな展開だ。コースは大ダルミに向けて緩く下っている。
実は、この日、ひとつのテーマを持っていた。逆光のコマクサを撮ることであった。ある写真雑誌に出ていたショットに魅せられた私は、この山行そのものがコマクサ目当てだったのだ。
しかし、あるのは順光側ばかり。やきもきしていたところに、美形が見つかった。砂礫の斜面は崩れやすく、三脚もセットしづらかった。這うようにして肘を擦りむきながら撮った一枚であった。もちろん、雑誌のショットとは比べるべくもないが、葉も逆光に輝いていて、イメージに近いものが撮れたと思っている。マクロ付きズームレンズなのでF5.6と暗く、玉ボケが得られなかったのはやむを得ないだろう。

撮影日:1999年7月17日
山行:
八ヶ岳(4回目)
撮影場所:硫黄岳・大ダルミ

硫黄岳山荘の前に散策コースがある。しかし,被写体はロープの向こう側。ここでも,美形を探してしまった。それなりのべっぴんさんを撮ったつもりだったが,出来上がってみるとイマイチ。写真映りが悪いのか,やっぱり撮る方の腕の問題か。でも,この花はプロでも撮影が難しい部類に入るのではないだろうか。
コマクサと言えば硫黄岳と燕岳があまりにも有名。小生にとっては岩手山の焼け走りコースの印象が強い。焼け走り熔岩噴き出し口から少し登った砂礫のトラバース。頂上まで続く斜面は燃えるようなコマクサの大群落だった。東京に戻って現像したら,コマクサを撮った写真は悲しいことにすべてピンボケであった。きっとみんなシャイなんだろう。

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