花紀行−2009年4月
奈良県吉野町(吉野山の八重桜と奥千本の山桜)

2度目の吉野山。蔵王堂や下千本周辺は既に散ってしまった後で、若葉が目にまぶしい。丁度咲き誇っていたのは、八重桜。中千本、上千本と登って行ったが、いずれもほぼ散ってしまった状態だった。そして、最後の望みで奥千本へと足を伸ばす。最奥の西行庵まで行ったところで、散り始めの山桜に出会うことができた。

いつの頃からだろう。ソメイヨシノはもちろん美しいと思っているが、葉をつけながら咲く山桜が好きになっていた。山の斜面にポツ、ポツと灯りがともったような桜の木を見つけると、まじまじと見てしまう。そして、近くにあると逆光線に透かして見る。輝く花びらとともに、赤さを残す葉の色も光を透して印象的だ。今思えば、多分、この吉野山の山行あたりがきっかけで、山桜の美しさを感じるようになったと思う。



下千本の八重桜



西行庵でようやく残り花に追いついた



多く咲くあたり



逆光線に輝く山桜

2015.3.22. TAKASKE

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