花紀行−2005年4月
大阪市北区
(大阪造幣局「桜の通り抜け」)


前年に中野の桜で初めて相棒と花見をして1年後、結婚したと思ったら青天の霹靂で3月に大阪に転勤。初めての関西生活は観光気分で、週末が来るたびに出掛けていた。京都の醍醐寺や奈良の吉野山に行き、花見もこれで終わりと思いきや、天気の良い週末が巡ってきた。八重桜の時期に差し掛かっていて、「桜の通り抜け」に行こう、とどちらからともなく提案が出た。

「桜の博物館」の異名をとる造幣局の桜。桜宮橋に立てば大川を吹き抜ける風が心地良い。一方通行の通り抜けのコースに入れば、週末とあってものすごい人混みだ。人の流れに押されるようにゆっくりと立ち止まる時間がなかなか取れない中、僕はまだまだ現役で使っていたフィルムカメラで何枚も写真を撮った。下の段の左側の写真はなかなか満足できる発色だと思っている。(Mackeyは既にデジカメで撮影)

慌ただしく過ぎた一日であったが、数多くの種類の八重桜を一度に見ることができて、大阪で過ごした2年間の中で確固たる印象を残した日になった。写真を目にして、あの頃の二人きりの生活を作り始めた手探りの不安にも増して、新たな発見が出来る楽しみの方が大きかった日々を思い出した。
 



吹き抜ける風が心地よい大川の畔



大勢の観覧客とともに歩く



八重桜の古木
※Mackey撮影



多種多様な八重桜



こちらはまだ五分咲き



近接して撮る
※Mackey撮影



 



 

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